人気ブログランキング |
福島原発の現状メモ
福島原発の現状とこれからどうなって行くのか

原発事故から1年9ヶ月。今後は4号機から使用済み燃料を取り出した後、順次1~3号機からも取り出す。最終的には原発をコンクリートですっぽりと覆う計画だが、それまで10~20年かかる予想。

1~3号機の現状
メルトスルーしている。
核燃料があったのは下記の2ヶ所。
〔1〕原子炉にあった燃料(1機あたり広島原爆約1000発分)はそれぞれの建屋の下に溶け落ちていて、今どこにあるかすら分からない。
〔2〕使用済み燃料がプールに沈んでいる(〔1〕の2.5倍)
猛烈な汚染で人は近づけない。

4号機の現状
核燃料があったのは使用済み燃料プールに1ヶ所。(運転してなかったからメルトダウンはしていない)
最も危険なセシウム137を尺度にすると広島原爆約約5000発分の核燃料が沈んでいる。
建屋にかろうじて人が入れる状態。

使用済み燃料プールを支えている構造体が破壊されて宙吊りのような状態にある。
プールの下を支える耐震補強工事をしたが、支えるための柱を建てる下の階も破壊されているので十分ではない。
東電はこれで震度6強の地震は大丈夫と主張している。

9日、プールに冷却水を送るポンプが故障。(村田光平元駐スイス大使からの情報)
交換には2~3日はかかるとのこと。

まずは4号機の使用済み燃料を取り出す
ウランは使用済みになると放射能が1億倍になるので、使用済み燃料は最も危険な状態にある。
不十分な耐震補強工事では、地震に耐えられないばかりか、ヒビが入るだけでも水漏れの可能性がある。
4号機使用済み燃料取り出しの手順
(1)壊れた建物を取っ払う
(2)新たに巨大な建物を建てる
(3)巨大なクレーンを設置する
(4)キャスクという容器をプールに沈める
(4)水中で使用済み燃料をその容器の中に入れて蓋をする
(5)クレーンで吊り出して搬出
東電は、この作業を2013年11月に開始し、2014年末までに完了すると発表した。

メルトスルーした燃料をどうするか
東電は取り出すと言っているが、近づけない以上どこにあるかもわからないので難しい。
地下水と接触すれば爆発する危険性もあるので、地下深くにコンクリートで遮蔽するものを作る必要がある。

石棺で覆う
放射能をなるべく撒き散らさないように、チェルノブイリ原発のようにコンクリートの石棺で覆う必要があるが、メルトダウンした燃料がどこにあるかもわからないので、そこに手がつえられるようになるのはたぶん10~20年後。
それもボロボロになるので、何十年後にはまたその上から石棺で覆わなければならない。

いつ収束できるのかはわからない
どうやったら収束できるのか、何年かかるのかということは、正確に予測することはできない。
人間にとって未知の経験だから。

京都大学助教・小出裕章氏の講演会(12月1日首都大学東京南大沢キャンパスで行われた第7回八王子市民講座)
大事なことは漏らさず、無駄なことは話さず、余計な愛想がないのもいい。
# by adukot_u3 | 2012-12-15 19:22 | 震災・原発
小室直樹『資本主義講座』


YouTube(1:14:18)

わかりやすい。
なんちゅーわかりやすい話だ。
福沢諭吉は猿に読ませるつもりで本を書けと言ったらしいが、日本の政治家さんたちはいったい誰に向かって話しかけてるんだろう。

石井紘基氏の『日本が自滅する日―「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす! 』という本で、日本の経済的な構造が崩壊前のソ連とそっくりな状態にあるらしいことはわかった。
じゃぁなんでそんなことになっちゃったのか?
それを知りたくてこの動画を見てみた。(動画だと思ったら音声だけだった)

話を聴いて目から鱗が落ちた。
この人天才!
ほんの1時間ちょっとの話しで表現は極めてやさしいのに、そこには経済学、社会学、行動心理学、人類学、宗教学などがモリモリ詰め込まれている。
小室氏は著書『ソビエト帝国の崩壊』でソ連崩壊を10年以上も前から予言していたと言われたが、あれば単なる予言なんかじゃなく分析結果だったんだな。
こんなにすごい人なのに、ぜんぜん上から目線じゃないのもすごい。

世の政治家や経済評論家、学者、専門家の話を聞いても、ちっとも理解できないのは、わたしの知識不足は当然だが、彼らの話があまりにも狭いせいもあると思う。
今の時代、世界と深く繋がった「国」という複雑なシステムに本当にちゃんと対峙しようと思ったら、専門がひとつじゃきっと無理なんだな。
政治をやるなら経済にも明るくて、英語とITぐらいは使いこなしてもらわないとな。

立川談志師匠は、この小室氏を勝手に師と仰いでいて、場違いな自分のテレビ番組に担ぎ出すことがよくあった。
そのお陰でわたしは早くから小室氏を知ることができたのに、当時は難しい話を飄々と話す不思議な学者さんとしか思えなかった。
イギリスの小説家コナン・ドイルが『人々は自分たちが理解しがたいことを嘲笑する』と言ったが、わたしにも、そういうところがあったのは否めない。
小室氏のすごさを今ごろ知ったというのに、昨年亡くなってしまったのは残念でたまらない。
門下生(社会学者の宮台真二氏、評論家の副島隆彦氏、社会学者の橋爪大三郎氏など)がたくさんいるのがまだ救いか?


小室直樹『資本主義講座』超はしょりメモ

日本の経済の現状
●予算=約90兆円(半分は借金。その借金も半分は借金返済に消える)
●国の借金=900兆円超【日本の借金時計
(石井氏は10年前の時点で軽く1000兆円を超えていると言っている)
●予算の4倍ほどの闇の特別会計がある
●対外純資産
=(外国に貸したお金-外国から借りたお金)=124兆円
対外的には経済危機じゃない。
●アメリカの国債のほとんどは日本が買っていて600兆円(経営コンサルタント・大前研一氏

経済危機と言ってるが、それは対国内においてであって、対外的には大黒字。
米国債を売って国内の赤字に当てりゃいいのにそれをしないで増税。
これが日本という国の経済の現状だ。

f0046622_4263685.jpg

ソ連が破綻したのは社会主義の欠点を見なかったから
ソ連は、弱肉強食で失業者がたくさん出て貧富の差が激しくなるから資本主義は良くないと批判した。
これは正しい。
しかし社会主義にも、サボる・計画できない・競争力がないという欠点がある。
ソ連はそれについては研究しなかった。
だから破綻した。

ロシアが破産したのは本当の資本主義になれなかったから
ソ連はロシアになってがむしゃらに資本主義に突き進み、一時はアメリカに次ぐ経済大国になった。
当時、技術が発達して資本が蓄積され、商業も盛んなら、自然と資本主義になれるものだと西側のエコノミストすらそう思っていた。
しかし、実際にできたのは資本主義市場ではなくマフィア経済。
資本家ではなくギャングの親玉が出てきたのだ。
資本家とギャングの違いは倫理があるかないか。
結局、倫理のないロシアは資本主義にはなれず破産した。
ギャング、マフィア───倫理がない
資本家─────────規範性、道徳性、規範性がある
(死の商人や奴隷商人などは、規範を守らない特別な例)

本当の資本主義になるために必要なのは「正直さ」と「合理性」
(1)労働は宗教儀式であるという考え方⇒正直さ
(2)目的を達成するための合理的精神⇒合理性

これがないと経済がどんなに良くてもなれない。
資本主義になるのは、実はかなり難しい。
中国の春秋戦国時代は、いつ資本主義になってもおかしくない状況だったが、それよりはるかに遅れていた英国の方が資本主義になった。
中国には(1)と(2)が欠けていた。
社会主義国
=官僚が企業の上に立つ。失業と破産がない⇒停滞と無駄
資本主義国
=公的企業、私企業は別。失業と破産がある⇒競争激化

資本主義と社会主義の違いは、失業破産があるかないか。
資本主義の本質は激烈な自由競争で、競争に負けた企業は即破産し、労働者は失業する。
社会主義は封建時代、資本主義は戦国時代のようなもの。

日本は資本主義ではなく資本主義に見せかけた社会主義
明治時代、一応は資本主義に向けて発進したが、地主階級を温存した。
それによって民間では地主と小作という経済的かつ人間的な封建主義の下地ができる。
明治維新の際、かつて町人や農民を支配していた下級武士たちが官僚組織にもぐり込んだため、本来は公僕であるはずの官僚にも、民衆を支配するという考え方や倫理が浸透する。

戦争をするために政府は、当時極めて技術の低かった航空産業に対して、「大蔵省が責任をとる代わりに銀行から無制限に融資させる」という金融政策をとった。
以降、株や社債など証券を売って資金調達をする直接金融から、銀行がお金を貸す間接金融が主流となる。
この、「戦争を遂行するための官僚主体の、金融システムを媒介とした、隅から隅まで官僚が支配する一種の社会主義経済」が後の日本の経済政策の原型となる。

諸悪の根源は資本主義に見せかけた社会主義と官僚の汚職
戦後アメリカは、日本の軍部・財閥解体、農地解放はしたものの、官僚による金融システムを通じての経済支配には手を触れなかった。
官僚が益々経済支配を強めた日本は、朝鮮戦争特需によって経済大国に向かって歩き出す。
米ソ冷戦により、日本を同盟国として利用しようと企むアメリカに軍事を任せ、日本は経済成長だけに専念し、経済黄金時代を迎える。
ここで、金融を支配する官僚の変節によって経済が傾き始める。
依法官僚制
 =官僚は公僕であり、国の財産と私的財産は別。
家産官僚制
 =官僚は個人的な信頼関係によるもので、国の財産と私的財産の区別がない。
日本に階級制度があった頃は、高級官僚になることは周囲の期待があり、それに応える責任感や倫理感があった。
しかし戦後、試験に合格しさえすれば誰でも官僚になれるようになると、それらはなくなり特権だけが残った。
日本の官僚は、表面は依法官僚制だが実質は家産官僚制。
国の財産と私的財産の区別がなく、汚職が悪いとの意識もない。
日本は今、資本主義に見せかけた社会主義と、それを支配する家産官僚の汚職によって経済が動かず、政策でのコントロールも利かない状態にある。

経済危機を抜け出すには「市場経済化」しかない
空前の経済危機ではあるものの、日本はとてつもない生産力を持っている。
どんなに需要が増えても、インフレになることなく生産ができる。
だから、国民が持っているお金や巨大な生産力がちょっとでも動けば、この不景気などあっという間に吹っ飛ぶ。

日本が抱える問題は、ソ連が直面した問題とまったく同じ。
市場経済ではなく官制計画経済だから市場原理が働かない。
それを市場経済にすることができれば日本は経済危機を抜け出せるが、できなければソ連と同じく破綻する。

これを知って目の前が真っ暗になる人もいるだろう。
しかし、わたしは闇雲に絶望するつもりもないし、根拠のない希望を持つつもりもない。
ただ、わたしたちが置かれた現状を知りたいだけだ。
何事も現状を直視することから始まるんだから。
# by adukot_u3 | 2012-12-14 01:25 | 政経・社会
戦後レジームからの脱却

「戦後レジームからの脱却!脱却!」と、安倍晋三氏が叫んでいる。
いったい誰に向かって言ってるつもりなのか知らないが、「戦後レジームからの脱却」と聞いてすぐわかる人ってどれぐらいいるんだろうか?

●戦後レジームとは?
レジームとは体制のこと。
「戦後の体制から抜け出しましょうね」ということだ。
じゃぁ戦後の体制ってナニ?戦前と戦後を比べてみた。

項目
戦前
戦後

軍事
軍事侵攻
戦争放棄・米軍駐留

教育
国が教育内容に介入
国民の意志に基づく

宗教
戦死は名誉
政教分離

思想
強制・制限
思想・表現の自由

身分
貴族・地主
貴族・財閥廃止

都道府県
政府の出先機関
地方自治

基本的人権
天皇主権
国民主権
個人尊重

報道
大本営
記者クラブによる閉鎖的政府広報


このように戦後は「国」中心の考え方から「個人」が中心に変化している。
それから脱却するということは、どこに行くのか?また「国」を中心とした考えに戻るということか?

●天賦人権論をとらない自民党
片山さつき氏がツィッターで『国民が権利は天から付与される、 義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です』と言っている。
自民党の憲法改正案を見ると、基本的人権を「公共の福祉に反しない」という表現から「公益及び公の秩序に反してはならない」になっているから、「国の役に立たんやつは人として認めない」ということか。

●感情的で流されやすい日本人
日本国民は敗戦してすぐに、マッカーサー元帥に歓迎の手紙を50万通も送っている。
戦争に負けて4ヶ月後、NHKはクリスマスで賛美歌を流している。
ことほどさように日本人は、極めて感情的で流されやすい国民性をもっている。
わたしだって自衛隊は必要だと思うし、いざとなったら国は守らなくてはいけないとは思うけれども、尖閣問題や竹島問題、北朝鮮の衛星(ミサイル)問題(中・独・仏・英の海外メディアは全て「ロケット」と書いている)で動揺しているときに、「憲法改正」「国防軍」「徴兵制」とたたみかけられて、性急にものごとを決めたり変えたりするのは危険だと思う。

いわゆる適齢期に、好きじゃないけど悪い人ではないし、周りの友達はみんな結婚しちゃったし、もう年だし…と結婚してしまうようなものだ。
流されやすい人こそよく考えないと。

●有事の憲法改正は危険
評論家の宮崎哲弥氏が「平時にはのほほんとしていて、事が起きてから豹変する日本は、有事に憲法を改悪し失敗する危険性が高い」と何年も前に警鐘を鳴らしている。
「憲法改正だけしといてあとは風待ち。北朝鮮の脅威がその風になる可能性がある」
とも言っているが、まさに今それに向かっているような気がする。
豹変する日本人の怖さ/YouTube(4:06)


森永卓郎【自民党憲法改正案の本質
# by adukot_u3 | 2012-12-11 19:16 | 震災・原発
どの政党を選べばいいか分からないわたしのために
自分のための各政党アンケート比較

f0046622_2110733.jpg


●貧困・生活保護・医療・扶養義務について
政党比較(PDF)

●生活保護問題について
生活保護問題対策全国会議

●医療を含めた社会保障について
全国保険医団体連合会

●女性の問題について
ウィメンズ・アクション・ネットワーク(PDF)

●障害者問題
日本障害者協議会(PDF)
# by adukot_u3 | 2012-12-10 21:17 | 政経・社会
経済
海外ファンドの、モニタリング・売却等の手続きサポート

海外ファンド救済センター


住宅ローン支援機構による自己破産専門の相談ホームページ

自己破産相談ネット
# by adukot_u3 | 2012-12-10 18:24 | 当世サバイバルマニュアル
海外ファンド
海外ファンド救済センター
# by adukot_u3 | 2012-12-10 18:16
『愚かで痛ましい我が祖国へ』久邇晃子

『愚かで痛ましい我が祖国へ』(その1)──久邇晃子
『愚かで痛ましい我が祖国へ』(その2)
(宮城県にある法楽寺の住職のブログから引用)

これは、旧皇族で精神科医もある久邇晃子(くに・あきこ)氏が、2011年文藝春秋12月号に寄せた記事だ。
タイトルに”愚かで”と書かれてはいるが、その内容はとても深く、海外生活の長い久邇氏の祖国日本に対する思いが伝わってくる。

日本にはどうしても原子力発電が必要だという主張は、『プラグマティズム(実際に役に立つものにこそ真理があり大切であるという考え方)の装いを被った絶望』だという。
何が何でも経済発展をしなくてはならないから、その目的を達成するために危険な方法であってもしゃにむに遂行するのは一種の病的な強迫行為であり、心理学用語でいうところの『否認』の状態が生じているという。
※否認=心の中にある不利な事実を見ようとしないで正当化すること。

久邇氏はここ二十年の日本をこう分析する。
「国土が絨毯(ジュウタン)爆撃され焦土と化し、原子爆弾を落とされてやっと目が覚める、揺り起こされてみるとあまりにショックが大きくて、脳震盪(ノウシントウ)状態で、後先もわからず自分の立ち位置もわからず、自己の存在基盤を感じることが出来ないため、何らかの強迫行為にしがみつく……。
 自分を好きになれないまま、しゃにむに自己回復の試みに走る。
 深刻な公害に苦しみながら、必死に働き続け、発展を後押しするために原子力発電を導入し……。
 このようにして戦後の新たな戦いを、手段を選ばず必死に続けた結果、輝かしい経済発展を得た。
 が、後先も考えず必死に走り続けて『ゴールのようなもの』を得たと思われたとき、はたと立ち止まって、自分の拠って立つ基盤、アイデンティティーがわからなくなっていること、これからどのように進んで行ったらよいのかわからないことに気付き、その場に立ち尽くす。
 経済の爛熟期と停滞期に心の空白を埋めることが出来ず、耐え難いアポリアに陥っていく……。」
※アポリア=行き詰まり

「あぁ、やっとわたしの苦しみをわかってもらえる人に出会えた…」
行ったことはないけれど、カウンセリングとか心療内科で話しを聴いてもらったときって、きっとこんな気持ちになるんじゃないだろうか。
あ、久邇氏は精神科のお医者さんだから当然か。

そう、戦後の日本は一心不乱に働いて来て豊かにはなったものの、実はアメリカがそう仕向けたレールに乗っかってそうなっただけで、本当の自分というものがない。
思考は硬直化するばかりで、どうしていいのかわからず迷走する。
これは集団自殺願望か?と久邇氏が思うのもムリはない。
住んでるわたしだって、この国の人は死にたいのかと思うことが時々あるぐらいだから。

とはいえ、日本が戦争に敗れて以来、黙々と働きつづけ名誉ある地位を回復したことに、東欧の人たちや、ラテンアメリカの人たち、中近東の人たちは好意を寄せてくれているそうだ。
しかし、日本が万一また失敗し、海や大気などを再び汚染するようなことが起こったら、日本に対する同情は一転して反感に変わるだろうと久邇氏は心を痛めている。

エネルギー問題と原発は全く別問題。
最新の調査では石油はあと200年は持つ(作家・広瀬隆氏談)らしいので、電気は原発がなくても火力と水力で十分足りている。
まず原発をやめて、その間に原子力産業を縮小し(廃炉産業は継続)、代替エネルギー産業を成長させて行けばいいだけの話。

原発は危険。
実はそんなごくシンプルなことなのに、電気がなくなるとか、核兵器として使えるとか、電力会社がつぶれるとか、そうやって他の問題をごちゃ混ぜにするからこんがらがるのだ。

今、代替エネルギー関連の特許は、日本が世界の55%、太陽光発電に至っては68%を占めている。
しかし残念ながらまだあまりお金につながってはいない。
それは多分にやり方がマズいからであって、根拠もなく「実現性が薄い」などと、この状況を嘲笑していると、日本は世界に後れを取り、急速に成長する可能性の高い有望な得意分野での、絶好のチャンスを逃すおそれがある。(「環境技術、日本が10位にも入らない理由」日経ビジネスオンライン

この特許を「宝の持ち腐れ」にしないためにも、代替エネルギーへのシフトが必要だ。
これから経済成長しようとしている発展途上国に原発を輸出するよりも、安全な代替エネルギーのノウハウを輸出する方が、間接的に世界平和や地球温暖化抑制に寄与することにもなる。
憲法9条の精神に近いのは、どう考えてもこっちだろう。
# by adukot_u3 | 2012-12-10 02:46 | 震災・原発
最高裁の裁判官の国民審査
国民審査と言ってるが、実は国民投票なのだ。

◆最高裁の裁判官の国民審査とは
最高裁の裁判官をクビにするか否かを、わたしたち「国民」が「直接」決められる数少ないチャンス。
でも、決めるためには誰がどんな判決を出したのかとかいう資料が要る。
スイスでは、国がなるべく公平に作った資料を各戸に配布するととある本で読んだが、日本にはそういう制度がない。
マスメディアが出してくれればいいけどそれもないし、あったとしても中立性ということを考えると参考にできるかどうか。
結局、自分で調べろということらしい。

審査は、クビにしたい人に×をつけることになっている。
何も書かないと信任、○を書くと無効になってしまうので要注意。(有効票の過半数が×をつければ罷免される)
この制度を、クビにしたい人に×をつけるんじゃなく、信任したい人に○をつけるというふうに変えたら、たぶんほとんどの人がクビになるだろう。
いつもながらこういう「わかんない奴は黙ってろ的な上から目線の制度」にムカつく。

◆国会議員は誰の代表か?
国会議員の数は、日本では非有権者(子供など)も含めた人口を基準に決められるが、イギリスでは有権者数、ドイツでは投票数に応じて開票後に決められる。
これは「国会議員は誰の代表なのか?」という考え方の違いからくるものだ。
ドイツ式でいくと、東京でも投票に行く人が少ないと、どんどん議員の数が減ることになる。
相変わらず厳しい国だなぁ。

◆ぜんぶ×もあり
前々から、一票の格差を放置しといて政治もなにもあったもんじゃないと思っていたので、どうしたものかと思っていたら、全員に×をつけるという「×10プロジェクト」なるものを見つけた。
えぇーっ、そんなことしていいの?と思ったが、よくよく考えたら、民主主義の根幹である一票の格差について判決を出してる人たちに対する審査なんだから、そういうのも全然ありなんだな。
選挙後に「こんなはずでは」と言わないために五感のフル稼働を・江川紹子(ジャーナリスト)

「清き1票を」と政治家は叫んでいるが、今、東京都は清き0.23票になっている。
これを1票に近づけて、そこからようやっと民主主義は始まる。
今まで、この国民審査で罷免された人はひとりもいないらしい。
民主主義がまだ始まっていないことは、ここからもわかる。

これを元に、ごくごく簡単にまとめてみた。→【審査対象裁判官へのアンケート1】【】【

名前(告示順)
一票の格差
傾向

山浦善樹
違憲
賛否の別れる判決で意見を出していないので不明

岡部喜代子
違憲
リベラル

須藤正彦
参院では違憲
衆院では合憲
リベラル

横田尤孝
意見は控える
秩序維持を重視

大橋正春
判決で述べるべき
リベラル

千葉勝美
是正部分以外要見直し
リベラル

寺田逸郎
判決で述べるべき
リベラル

白木勇
意見は控える
賛否の別れる判決で意見を出していないので不明

大谷剛彦
意見は控える
秩序維持を重視

小貫芳信
意見は控える
賛否の別れる判決で意見を出していないので不明

※国歌斉唱の職務命令を合憲とする判決では、反対意見を述べた裁判官はいない。

田原総一朗×升永英俊「『一人一票』に反対する最高裁判事を罷免することで本当の民主主義を実現しよう
# by adukot_u3 | 2012-12-07 18:59 | 政経・社会
大日本行程繪圖 安政版

丸の内オアゾの丸善書店で古地図展をやっていた。
見るとついつい買ってしまう。
もう絶対買わない。
古地図展なんてやらないでほしい。
f0046622_0482448.jpg

# by adukot_u3 | 2012-12-07 00:55 | 日々雑感
篠山紀信展 写真力

篠山紀信展 写真力』を見てきた。

圧巻!のひとこと。
「美術館なんて作品の死体置き場」とまで言っていた巨匠が「ぼくの仕事の中から、写真のチカラがみなぎる作品ばかり」を集めて、その写真力で空間と対峙した。

広いスペースの壁一面と言ってもいいぐらいの大きさにまず圧倒される。
昔、ルーブル美術館に行ったとき、初めて見たトンでもない大きさの絵画に圧倒されて、椅子に座ってしばし呆然としてしまったが、まさにそんな感じ。
そしてそこに写し出された人々の生々しいこと。
なにかその人の生い立ちやら性格やら、写されたときの気持ちやらがまるごと写しだされているかのようだ。
等身大をはるかに超える、「全裸で太刀を構える三島由紀夫氏」、「百恵ちゃんの水着姿」は、中でも圧巻中の圧巻。必見。

階段を上った『project N』のフロアでは、同郷の画家・榎木陽子さんの作品が展示されている。
震災をテーマとした「サイエンス・フィクション」に挑んだ彼女の作品は、静かに、しかし深く強く訴えかけてくるものがある。
ふだん物静かな彼女の、エネルギーのほとばしりを不思議な思いで眺めた。
# by adukot_u3 | 2012-12-06 23:52 | アート
十八代目 中村勘三郎さん死去


十八代目 中村勘三郎さんが亡くなった。
誰が亡くなっても言うことだけど、57歳はやっぱり早すぎだなぁ。
思えば、わたしが初めて歌舞伎を見たのは、当時まだ勘九郎さんだった勘三郎さんが「若者の町・渋谷から江戸歌舞伎を発信したい」と始めた1994年のコクーン歌舞伎の第1回『東海道四谷怪談』だった。

昔の芝居小屋の客席を模した平場席の前には、20トンの水が入った特設プールが設置されていて、お岩に扮した勘三郎さんがそこからびしょ濡れで登場したり、中村橋之助さん演じる民谷伊右衛門と勘三郎さん演じる佐藤与茂七とがプールの中で水しぶきをあげながら、大立ち回りを展開したり…。
堅苦しいものと勝手に思い込んでいたが、歌舞伎ってこんなに面白いものだったのかとビックリしたことを思い出す。

それに、1人2役のために戸板の表裏に別の役の衣裳がつけられている“戸板返し”や提燈(ちょうちん)から登場する“提灯抜け”、仏壇の中に人を引き入れる“仏壇返し”など、子供のころテレビで見たドリフターズの芝居の仕掛けのほとんどが歌舞伎のパクりだったことも、この時初めて知った。

それまでなんだか頼りない感じがしていた橋之助さんの、堂々たる伊右衛門の”色悪”ぶりにも感心したし、明るくて人懐っこい勘三郎さんの、オーラとか華とか、そういう簡単な言葉ではちょっと片付けられない、芸能というものをする人の中でも圧倒的に抜きん出た、人を惹きつける力にも驚いた。

今はなんだか伝統芸能という枠に奉られている感じがするが、本来の歌舞伎はバリバリ庶民感覚のものだったはず。
窮屈な枠からはみ出したこの日のハチャメチャな演出のお陰で、古いとか新しいとか関係なく、この人たちは心底芝居が好きな人たちなんだということをしみじみ感じた。

今では若手の染五郎さんなどが新作歌舞伎に挑戦したりして、昔のように歌舞伎が古いものという意識は無くなってきている。
その流れは、あのコクーン歌舞伎から始まったとわたしは今でも思っている。
# by adukot_u3 | 2012-12-06 00:54 | 演劇・演芸
『日本が自滅する日―「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす! 』/石井紘基

日本は戦後ずっと、経済を第一に成長してきた。
生きて行くことが綺麗ごとでは済まないように、日本という国をなるべく早く戦後から復興させるためには仕方なかったのかなぁと政治に疎いわたしは思っていた。
しかし、そんな美味しいとこ取りな生き方には、やはり大きな落とし穴があった。

かつて民主党に石井紘基(いしい・こうき)という国会議員がいた。
崩壊前のモスクワ国立大学に留学していた彼は、そのときすでにソ連が崩壊することを感じ取っていたという。
その後、日本で政治家として活動し始め、日本の構造が崩壊前のソ連とそっくりなことに危機感を感じるようになる。

国の予算には「一般会計」と「特別会計」がある。
メディアでは「一般会計」のことしか言わないが、それは建前上の予算であって、実は「一般会計」の4倍にもなる「特別会計」が国会を素通りしている。
この「特別会計」を通じて、官僚の天下り先として作られた特殊法人や数千にも及ぶ公益法人、認可法人、ファミリー企業、公営企業、公共工事に、わたしたちの税金が「財政投融資」という名前でジャブジャブ使われている。
まるで国を相手にした振り込め詐欺だ。
見返りには天下り受け入れや、族議員への政治献金。(自民党の個人献金額の7割以上が電力9社の役員・OB
昔、塩ジイが言ったようにもはや税金は、「離れですき焼きを食べている」ような人の周りしかぐるぐる回らないようなしくみになってしまってるのだ。

わたしは日本を自由経済の国だとずっと思っていた。
でもどうやらそれは大きな間違いだったらしい。
実際には政官一体の官製計画経済であり、崩壊したソ連と国のしくみは何ら変わらないというのだ。
経済にも疎いわたしは、今までどうしてこうも経済がよくならないのか誰の話を聞いてもわからなかったが、この本を読んで長年の謎が解けた。

今のしくみのままでする公共事業は、単にそこに群がるレギュラーな人たちを潤すだけで、全体の景気が良くなるわけでも雇用が増えるわけでもない。
それに、市場経済じゃないところに市場経済に基づいた小手先の経済政策をしても効果がないのは当然のことだ。
今、選挙前で、政治主導とか脱官僚とか勇ましい言葉を並べている人がいっぱいいるが、特殊法人に触れずしてそれを言うのは自分がその一員か、もしくはまやかしだということもわかった。

ぼんやりニュースを見ていると、郵政や道路公団を民営化すれば効率がよくなって、なんとなく解決するような気がしてしまうが、これも違うらしい。
ただ民営化するだけなら、単に利権が転がり込む民間会社ができるだけ。
税金に巣食う寄生虫を取り除き、税金が一部を還流するだけの「しくみ」を変えない限り、日本はソ連と同じ道を辿ると石井氏は警告している。

f0046622_1432847.jpg棚田の下にある田んぼに水が行き渡らないのは、上の方にあるやたらにデカい田んぼが、川からの水の量が増えようが減ろうがおかまいなく、いつも満々と水を湛えているせいだった。
要はその、やたらにでかい田んぼをなくさないと、未来永劫、水は下には下りてこないということだ。

よくよく考えてみると、毎年、予算のときはあんなにスッタモンダするのに、それらがその後どうなったかという決算については全く触れられないのはなんでだろう?
こんなの普通の企業では考えられないことだ。
まぁ、予算さえブン取ればその年はそれを使い切ることに専念すればいいというしくみ自体もどうかしてるが、こんな組織が効率よく何かをやれるわけがない。
メディアが決算について触れないのは、あまりにめちゃくちゃだから?
だとしたら、かつてのソ連がそうだったように、この国の真実の姿は鉄のカーテンの向こう側にしかないということか。
戦後、経済だけに邁進してきた代償とは、国民の血税に官僚や族議員が血眼になって群がり、ジャーナリズムまでがそれに加担し、原発事故が起こってもなお推進しようとするような、病んだ国になることだったのかと愕然とする。

日本という国を本気で憂えていた石井氏は、志半ばで右翼と称する男に刺殺された。
亡くなった後、遺志を受け継ぐと民主党は言っていたのに、議員会館にあった膨大な資料の入ったダンボールは、ほとんど手つかずのまま遺族の元に返された。
民主党は、特殊法人に本気で取り組む気なんて元々なかったのだ。

今、その誰も手をつけられなかった、あまりに美味し過ぎる利権をアメリカがTPPで狙っている。
このことを肌で感じている石井氏のような国会議員は果たしてどれぐらいいるだろう。


【日本が自滅する日 目次】
# by adukot_u3 | 2012-12-04 23:29 | 書籍
辛島美登里「トーク&ライブ」
「ずっと前から聴きたいと思いつつなぜか行けずにいたシリーズ 第2弾」
⇒(第1弾:【因幡晃ライブ in 鎌倉『歐林洞』】)

【送料無料】Love Letter [ 辛島美登里 ]

【送料無料】Love Letter [ 辛島美登里 ]
価格:3,000円(税込、送料別)

場所は鎌倉市大船にある鎌倉芸術館小ホール。
小というわりにはキャパが600席もある立派なところだった。
「トーク&ライブ」は、辛島さんがひとりでピアノの弾き語りをするという形式のコンサート。
トーク中心の前半は、客席に向かった椅子に腰掛けて喋りながらそこに2,3曲挟む感じで、歌が中心の後半は、曲と曲の合間にピアノの椅子に座ったまんまでトークを挟む。
ライブハウスじゃないけど、ちょっとそれに近い雰囲気だ。

「○○代のひと~」と客席に向かって呼びかけられたので手を上げてみたら、お客さんは、30代までが数人、40代が数十人、50代以上が圧倒的多数だった。
実際の年はわからないけど、おじいさんのように見える男性もけっこういた。
昔OLで、辛島さんの曲に涙した人たちがもっと来てるかと思ったのでちょっと意外だった。
場所が東京じゃなく大船だったからか?

初めて見たナマ辛島は、とても可愛らしい人だった。
トークも、意外におもしろくてびっくりした。
もちろん芸人さんのようなおもしろさではなく、へぇ~そんな風に考えてるのかとか、こんな小さなことにこんなに色々なことを感じてるのかとか、表現の仕方がおもしろいなぁとかそういうこと。

中でも印象に残ったのが、デビューが音楽業界ではかなり遅い28歳で、なんにつけ人より10年遅くてのんびりしているという話。
奈良にいた大学生の頃には、あのバブリーなオールナイトフジ全盛の女子大生ブームだったにもかかわらず、遊びに行くみんなとは反対の電車で、地味にあじさい寺などのお寺巡りをしていたらしい。

とっさに、前に読んだ有名な数学者の先生の本に書いてあったことを思い出した。
『人間は渋柿の枝に甘柿の枝をついだようなもの』であり、とにかく早く育ちさえすればいいという今の教育では、早く成長する渋柿の芽に甘柿の芽の発芽が抑えられてしまう。
『すべて成熟は早すぎるより遅すぎるほうがよい』
⇒『春宵十話』/岡潔(数学者)

辛島さんの感性は、そういう浮っついた時代にみんなとは違うことをすることで、独自に熟成されて行ったんじゃないんだろうか。
なんとなくそんな気がした。


刑務官をしている小学校時代の同級生に頼まれて女子刑務所に慰問に行った話にも、とても考えさせられた。
受刑者は名前ではなく番号で呼ばれ、「座れ」「歩け」「黙れ」など刑務官は常に命令口調なこと。
彼女たちは罪を償う立場であって、楽しんではいけない。だから演奏中は「楽しんで」とか「ありがとう」とか言わないでと刑務官の友達から事前に釘を刺されたこと。
長い刑期を終えた受刑者が出所するとき、名前で呼ばれることや命令でなく自由に行動できることに号泣することなどなど。

罪を犯した彼女たちが人権を制限されるのは仕方ないとしても、国という他者が、ひとりの人間の人権を制限するってどういうことなんだろう?ちょうど選挙の前で、安倍さんが提案していた憲法改正案を見たばっかりだったので、改めて考えてしまった。

数年前には認知症のお父様を亡くされたそうで、同じくパーキンソン病の父を亡くしたわたしとしては、あぁこの人も身近な人が壊れていくあのやるせなさを直に経験した人なんだなぁと、勝手に親近感が湧いた。
生きているときよりも、いなくなってからの方が思い出す機会が断然多いという話にも、やはりそうかと激しく納得した。


辛島さんは51歳になるそうだが、ぜんぜんそうは見えない。
肩に余計な力が入ってなくて自然体な感じ。
ちゃんとしたお家で育った人なんだろうなという感じが話し振りからもよくわかって、とても好感が持てる。
20代のころから聴きたいと思っていたのに、どうしてこんなに月日がかかってしまったのか自分でもよくわからないが、今聴けて良かったかもと思った。
歌と一緒に刑務所や認知症の話を聴けるコンサートなんて、20代や30代のジャリタレには逆立ちしたってムリだし。


肝心の声はもっと変わってなくて驚いた。
『サイレント・イブ』の頃とまったく変わらない。
最近は譜割りのヘンな歌が多いからか、歌詞がきちんと聴こえて、クセのない丁寧な歌い方は、それだけでなんだかとても落ち着く。
それと、華奢な体に似合わずピアノもものすごく力強くて上手だった(あたりまえだけど)。

素晴らしいと思ったのは、『サイレント・イブ』を春でも夏でも1年中歌っているらしいこと。
アーティストによっては、もう昔の歌は歌わなかったり、聴く方は「なんだかな~」なのにアレンジ変えまくりで気持ちよく歌ってたりする人もいるが、辛島さん曰く「聴きたいと言われればいつでも歌う、街のケーキ屋さんみたいでいたい」そうだ。
ちょっと感動した。

当たり前のように歌っているが、あの声を維持するというのは、きっととても大変なことなんだろう。
どうか喉を大事にして、『サイレント・イブ』のほかにもたくさんあるいい曲を、歌い続けてもらいたい。

ライブの様子が辛島さんのブログにアップされていた
途中でバンザイしてるのはアンコールだから。どっかの怪しい新興宗教ではない。

直近の辛島さん⇒【辛島美登里メッセージ(4:32)
# by adukot_u3 | 2012-12-01 17:52 | TV・音楽
2012 衆議院総選挙(2)

来月の選挙に向けて、政界は一層ごちゃごちゃしてきた。
マスコミが相変わらずアンフェアな報道をしているので、頭の整理、第二弾。

●なんにもしない場合の選挙結果
たぶん野田政権は終わって『自公』連立政権ができる。
それだと過半数の確保ができないので、民主党の残党がここに参加して、安倍晋三氏を中心とした『自公民』連立政権ができる。
場合によっては維新も合流するだろう。

安倍晋三氏、石原慎太郎氏、橋下徹氏らが集まるときっと、タカ派従米大政翼賛政権ができる。
そしたら原発推進、TPP参加、消費税増税、憲法を改正してアメリカが戦争するぞと言ったらお手伝いに走ることになる。
原発の本当の目的は、アメリカにとっては金儲けと世界支配の手段であり、日本にとっては(アメリカに認められた範囲内の)核兵器を作る工場なんだから。

●消費税増税は確定したわけではない
法案が成立しても増税が確定したわけではないそうだ。
消費増税法には付則というオマケの決まりごとがあって、「増税するかどうかは景気の動向を加味して決める」となっている。
だから「デフレ脱却するまでは増税反対」もアリなのだ。
この付則のことをマスコミが一切報じないので、京都大学大学院の藤井聡教授がえらくご立腹だ。
消費税増税を確定を繰り返す新聞報道に騙されるな!

●石原氏の危険な発言
石原氏は「日中戦争も辞さず」と言ったらしい。(朝日新聞
死にもの狂いで戦争を回避して国民を守るのが政治家の仕事なのに、とても守ってくれそうにないこの人の発言は、飲み屋の喧嘩レベルに軽い。
ある対談番組で軍事評論家に対して「アメリカに頼らず自衛隊だけじゃ中国には勝てませんか?」と聞いて「ムリですね」という答えが返って来た時の悔しそうな顔が忘れられない。

ベトナム戦争は「北ベトナム軍に攻撃された」というアメリカのでっちあげで始まった。
戦争をしないと死んでしまうアメリカという国は、いつも戦争の大義名分を探している。
大衆受けする中国嫌いな石原氏の不用意な言動は、なんか足元を掬われそうで怖い。(しんぶん赤旗「日本は核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいい」
都知事時代の中国を挑発する発言から、最近は核兵器保持の方向に変わって来たのもとても気になる。
好戦的な人は、これからの日本の首相には適さないと思う。

マスコミが維新を煽るのは、単に石原氏とか橋下氏をネタにすれば、読者や視聴者の興味を惹くからにすぎない。
昭和初期の新聞社が、軍部と結託して戦争を煽っていたのとおんなじ。
要は売れりゃぁなんでもいいということを承知の上で読まないと。

●歴代首相と日経平均株価
自民党政権にうんざりして、民主党政権にはコリゴリなはずなのに、もう自民党しかないような雰囲気になっている世論がわからない。
自民党が3年前とそう変わったとも思えないのに。
自民党時代の経済はどうだったのか、歴代首相と退任時の日経平均株価を調べてみた。

歴代首相
退任時
在任中の騰落率(%)

海部
24,950
▲28.1(バブル崩壊)

宮沢
20,493
▲17.9

細川
19,725
▲3.7

羽田
20,643
4.7

村山
20,377
▲1.3(大震災)

橋本
16,201
▲20.5(Asia通貨危機)

小渕
20,462
26.3(ITバブル)

13,973
▲31.7

小泉
15,557
11.3(いざなみ景気)

安倍
16,435
5.6(サブプライム)

福田
12,115
▲26.3(リーマンショック)

麻生
10,270
▲15.2

鳩山
9,537
▲7.1

8,950
▲6.2(大震災)



過去14内閣で株価を上げたのは羽田、小渕、小泉、安倍の4政権のみ。
そのうち安倍、小泉政権の時は貿易が約2倍に拡大した世界経済が良い時期だったのに、この程度ではむしろ失敗だったという批判がある。
最も景気対策が上手く行ったのは、なんと意外にも小渕政権でビックリ。
わたしが知らなかっただけだけど。

こういうふうに、過去の検証・分析・比較をすればいいんだな。
今まで自分が迷走していた理由がよくわかった。

●もうひとつの第3極結集か?
滋賀県の嘉田知事が、脱原発を掲げた新党結成し、「生活」や「減税・反TPP」などが合流を検討しているらしい。

嘉田知事は原発再稼動の時から注目している。
当時は橋下氏と一緒に再稼動に反対していたが、「停電になったらお前、責任とれるのか」と国と関電に脅されて仕方なく再稼動を飲むことに。(田中龍作ジャーナル
そのときの苦渋に満ちた表情が印象に残っている。

先日、橋下氏が原発容認に回った時も「仲間を失った感じ」と言っただけで、橋下氏のように政策転換を都合よく正当化したり、批判した人を口汚く罵ることもない。
そのへんが、なんとなく信頼できるような気はする。

政治評論家の森田実氏は、「これからの日本は女性と若者が中心にならなければならない」と言っている。
わたしもそう思う。

●マジメに脱原発を考えてみた
今すぐに原発全廃したいのは山々だが、まずは安全性の検証をちゃんとしてほしい。
そしてどうしても稼動が必要なら最短期間になるように。
推進派の検証はアテにならん。
ウランの埋蔵量は、石油の数分の1、石炭の数十分の1だし、使用済み燃料も増えるばっかりでジリ貧なのは周知の事実。
これからは原発からフェードアウトしながら、過渡期のエネルギーとしては、石油による火力と水力を使い、今の原子力+火力+水力から、なるべく早く火力+水力+再生可能エネルギー+その他にシフトできるようにする。
再生可能エネルギーはまだまだとか、不安定だという批判はあるが、国策としてそっちにぐいっと舵を切ることで新しい展開が進むはず。

●藤波心(ふじなみ・こころ)さん
藤波心さんは震災以降、脱原発に関する意見をブログに書いたりツィートしたり、本を出したりデモに参加したりしている16歳のタレントさん。
初めは事務所に言われてやってるんだろうと思っていたが、どうもそれだけではないっぽい。
発言の内容なんて、そんじょそこらの大人より全然しっかりしてるし。

解散直後、脱原発派はみんな少数政党で、なんとかならんものかと思っていたら、藤波さんが、自公民維新みんな以外の全ての党首や事務局に対して「脱原発を掲げる政党同士、選挙協力だけでもしてもらえませんか」という熱心なツィートを何回もしていた。
たぶんリツィート(転送)もどんどん広がっていったと思う。

最初のうちは政治家の方々も「この世界けっこうむずかしいんですよ」と言っていたが、だんだんと結集する方向に話が進んで、新党設立で嘉田知事を党首にという方向に。
ツィッターだけでなく、脱原発を掲げる議員を応援するボランティアグループはたくさんある。
きっとそういうところからの声もたくさんあったはずだ。
わたしは初めて、政治の最小単位は企業でも組合でもなく、個人なんだと実感した。

選挙権もない16歳が頑張ってるのに、震災以降、原発やTPPに関して1冊の本も読まず、ネットなどで調べもしていない大人は、少しは恥ずかしいと思わないと。(マガジン9「藤波心・2011年を考える」


⇒2012 衆議院総選挙(1)
# by adukot_u3 | 2012-11-27 00:56 | 政経・社会
書籍『うさぎとマツコの往復書簡』

「うさぎとマツコの往復書簡3」が出版されるという。(マイナビニュース:「喧嘩上等 うさぎとマツコの往復書簡3」の出版会見
このニュースを見て「うさぎとマツコの往復書簡1」を読んだことを思い出したので書いておく。



ふたりともとても正直でまじめ。
中村うさぎさんの『私という病』という本を読んだときもそう思ったが、やはりそれは間違いではなかった。

ふたりが語る「子供を産み育てないという世の大多数の人とは違った生き方」、「自分のためだけに生きるという状況」に対する虚無感や欠落感にはわたしも激しく同意する。

人は、他人に対しては極めて客観的で批判的なのに、いざ自分のこととなると、一転して極めて都合の良い解釈をし、それがさも他人を批判した時と同じような客観的判断に基づいたものだと思い込む厄介な生き物だ。
でもその無意識な能力が、ある意味人生の救いだったりもするのに、そんなものお見通しのふたりには何の意味もないところが痛々しい。

単なる週刊誌上の対談で、ここまで深く掘り下げ、お互いの煩悩を晒す人たちをわたしは見たことがない。


⇒書籍 『私という病』中村うさぎ
# by adukot_u3 | 2012-11-26 00:43 | 書籍
Googleトレンド

今、何が世の中ではトレンドなのか?
キーワードを入れると即座にわかるGoogleトレンド
会社やお店にとって重要なキーワードを入れると、その業界・商品・サービスが右肩上がりなのか下がりなのかが分かる。
ホームページなどの戦略を立てる上でも有効なツールだと思う。
# by adukot_u3 | 2012-11-23 12:40 | 使えるサイト集
馬路村のぽん酢しょうゆ ゆずの村

近所のスーパーでちょっとだけ安く売ってた馬路村のぽん酢しょうゆ『ゆずの村』。
ヤマサとかキッコーマンとか安いぽん酢は他にも並んでたけど、このビンの首のところに黄色く分離した、これでもかというぐらいの柚子の果汁の量を見て、とても買わずにはいられなかった。

試しに刺身と豆腐にかけてみた。
ぽん酢にありがちな味が濃すぎることもなく、柚子の香りがプンプンして超おいしい!
他のぽん酢に比べたらかなり割高だが、それも納得できる味。

馬路村は人口1000人にも満たない高知県の村で、数ある町村合併の機会を村民の反対によって拒否し続けている、とても自立志向の高い村らしい。
たしかに『馬路村産直ショッピング』というサイトの品揃えを見ても、とても1000人に満たない村のものとは思えない。
実際に、売上高は30億円を突破しているそうだ。

驚くのは、ローションを手作りする人用に「乾燥ゆずの種」まで商品にしてるところ。
大事な特産品の「ゆず」を無駄にすることなく使い切ろうという意気込みが伝わってくるし、手作り化粧品の静かなブームまで押さえてるところがすごい。
# by adukot_u3 | 2012-11-23 10:14 | グルメ
田中真紀子大臣の大学問題のその後

お膳立てが整い、さあこれからという時に、ちゃぶ台をひっくり返すようなことをしようとした田中真紀子文部科学大臣。
まったくもう人騒がせなんだから・・・と当初は思っていたが、どうやら根っこはもっと深いところにあるらしい。

大学を新設すると大学側には莫大な予算が入る。
認可した文科省側は自分達の天下り先ができる。
大学側が認可がおりる前に学校を建設したり生徒を募集するのは、官僚が自分たちの天下り先に認可を下ろさないわけはないのがわかっているからだ。
少なくとも過去30年間は認可が覆された例はなく、大学設置・学校法人審議会の正委員15人のうち、10人は大学・短大に所属している現役の学長や教授。
もはや完全なデキレースだ。

田中大臣が、大学が増えすぎることや教育の質が下がることなどちゃんと日本の教育について心配しているのに、官僚にとってはそんなことなんか知ったこっちゃないのだ。
目的はとにかく天下り先の確保。
審議会の調査によって認可の可否が決まるなら、認可前に大学作って生徒募集なんて危ないこと、できるわけがない。

メディアではそこについては一切触れず、日本の人たちのまじめで統制を乱すことに嫌悪感を感じるという感情に訴えて、単に困ったちゃんな田中大臣がまたやらかしたということで問題を収拾した。
そしてなにごともなかったように大学は開校されることになった。
田中大臣のやり方もいきなり過ぎだが、結局は官僚と自民党に潰されたということらしい。

中部大学・武田邦彦教授【文科省大臣の発言と「大学設置」の審査
# by adukot_u3 | 2012-11-23 02:52 | 政経・社会
世界一高い日本の選挙供託金


日本
小選挙区300万 比例600万

韓国
約150万円

香港
約50万円

カナダ
約8万円

英国
約6.5万円

シンガポール
約3.5万円

インド
約2.5万円

オーストラリア
約2.5万円

ニュージーランド
約1.5万円

米・仏・独・伊
なし


たまたま見つけてビックリ。
これじゃ政治が既得権益層に篤くなるわけだ。
米・仏・独・伊には供託金という制度自体がない。
フランスはかつて2万円の供託金すら批判対象となり廃止されている。
こういう部分では日本はかなりな後進国だな。

しかし選挙費用とは別に300万とか600万とか、どう考えてもおかしい。
街じゅうにポスター貼るのも、やかましい選挙カーも、いい加減止めればいいのに。
両方ともその人の政策を理解することとは何の関係もないんだから。
もっと使うべきとことに使うようにして欲しいし、もっとお金ない人でも出れるようにすべき。

一定の投票数を獲得できなければお金は没収されるが、いったい何に使われてるんだろう。
この高額な供託金については、日本国憲法第44条「両議院の議員及びその選挙人の資格は〔略〕財産又は収入によって差別してはならない」に違反しているとの批判がある。(そのとおり!)

# by adukot_u3 | 2012-11-22 01:18 | 政経・社会
東急東横線「新丸子」の駅名の由来

東急東横線に「新丸子(しんまるこ)」という駅がある。
今まで「ちびまる子」に似てるなぁぐらいにしか思わなかったが、図書館にあった地域史の展示資料を眺めていたら、古くは丸子(まりこ)という地名で、東横線の駅名が「しんまるこ」になったのを機会に、地名も「まるこ」に変えたことがわかった。

じゃぁ元々の丸子(まりこ)はどっから来てるのかというと、一帯に椀子部(まりこべ)という、金椀や木椀の食器作りをしていた人たちがたくさん住んでいたからだという。

むむむ、「金椀」という字、どっかで見た。
読み方はたしか「かなまり」。
どこだっけ・・・ググってみたら、あった!
枕草子の「あてなるもの」に出てくる、
「削り氷(ひ)にあまずら入れて あたらしき金椀(かなまり)に入れたる」
(「あたらしい金のお椀に入れたかき氷って上品だわぁ~」という意味)
こういうとき、ネットの威力に感動する。

椀子部(まりこべ)さんが住んでたから丸子(まりこ)になって、電車が通って「まるこ」になった。
で、椀子部(まりこべ)さんたちが作ってたお椀は、枕草子にも出てくる金椀(かなまり)のことだった。
べつに何の役にも立たないけど、こういうふうにつながると、なんだかすごく嬉しい。
ただし、枕草子の時代にはまだ関東は拓けてないので、丸子(まりこ)の椀子部(まりこべ)さんたちはいないだろうけど。


ちなみに清少納言が、上品だと言ってるあたらしい金のお椀に入れたかき氷。
宮中では6月30日に「氷室(ひむろ)」の氷を取り寄せて暑気を払ったらしいが、当時そんなものを食べられるのは上流階級のほんの一部の人たちだけ。
庶民は、和菓子を氷に見立てて食べたそうだ。
今も京都に残る「水無月」という目にも涼やかな和菓子がそれだ。
# by adukot_u3 | 2012-11-22 00:07 | 日々雑感
2012年 衆議院総選挙(1)

選挙が近いというのに急に政党ができたり、人があっち行ったりこっち行ったりでよくわからない。
わからないから、つい有名人に投票してしまう人も出てくるかも知れない。
メディアはきっとそういうのを狙って構成を考えているんだろうと思う。
でもここでその手に乗っちゃ奴らの(←奴らって誰?^^;)の思うツボ。
わたしはわからないまま投票するのはイヤなので、とりあえず頭の中を整理してみた。


●民主党の問題すり替え
野田首相は「消費税を引き上げる前に、国民の皆様と約束したことを一緒にやろうではありませんか」とドヤ顔で「議員定数の削減」を言い出した。
なーんにも考えないでこれをボーッと聞いてると、「あれ?順番が前後しただけで、最終的にはちゃんと帳尻合わせてくれるのかな?」と思ってしまうが、騙されてはいけない。
野田首相が、あのシロアリ演説で力説していたのは、
「議員定数の削減」ではなく「天下りやわたりの根絶
「天下りやわたりの根絶」を先にやってから「消費税引き上げ」と言っていたはずだ。

下記のように素直に(1)→(2)→(3)の順番で、官僚、国会議員、国民それぞれが三方一両損となれば、国民も消費税増税に納得するだろう。

(1)官僚
(2)国会議員
(3)国民

天下りやわたりの根絶
議員定数の削減
消費税引き上げ


それがなぜか順番が逆になり、(3)→(2)→(1)で肝心の「天下りやわたりの根絶」はやらなくなった。
官僚は身を切ることなく、増税に成功した。
民主党のお陰で。
元総務大臣の片山善博氏は、「野田さんは、閣僚が議論しなければならない時でも、いつも官僚が作ったペーパーを読んでいました。
それを見ていましたから、野田内閣がスタートする時、『この内閣は官僚の言いなりになるのではないか』という危うさを感じていましたが、案の定その通りになりましたね
と言っている。

●TPPに逆らう人は公認しない
民主党はTPP推進に従わない候補者は公認しない。
小泉首相の郵政民営化のときとおんなじやり方だ。
あのときも郵政民営化の中身は詳しく言わずに、ただ賛成か反対かを迫った。
今もTPPの中身を国民に説明することなく、反対する議員を切り捨てようとしている。

そもそもTPP参加による経済効果は内閣府の試算によると10年間で2.7兆円。年間にしたらたったの2700億円。
あのシャープの赤字額より小さい。
アジアの成長を取り込むとか、アメリカへの輸出を伸ばすとか言ってる人がいるが、たった2700億円なんだってば。

それにアメリカは今後5年で輸出を倍増させる「国家輸出戦略」を進めている。
オバマさんも「今後はどの国も、米国への輸出が繁栄への道だと思うべきではない」と、わざわざ横浜に来てまで言っている。

黒船来航の時みたいに、それまで鎖国してて今後も頑なに国を開かないというなら、「バスに乗り遅れる」と言われても納得できるが、日本は今、各国とのFTAで十分に開かれている。
それなのに、なんで効果の薄くて分の悪いところにわざわざ首を突っ込もうとするのかがわからない。
経済的にここまで期待薄なものを公認の踏み絵にするのは、どう考えてもおかしい。
目的が日本の国益以外にあるとしか思えない。


●日本維新の会と太陽の党の政策転換
合流にあたって太陽の党と日本維新の会の政策は大きく変わった。

【維新】企業・団体献金の全面禁止
⇒上限を設けて認める

【維新】2030年までに原発ゼロ
⇒ルールを設けて認める

【太陽】TPP反対
⇒賛成


維新の会は、目玉政策だった企業献金の全面禁止を撤回した。今は上限を設けてと言ってるが、どうせそのうちそれもなくなるんだろう。
あんなに張り切ってた脱原発も腰砕け。夏場だけ再稼動と言いつつそのまんまで、結局は容認することになった。
もう民主党のマニフェストと大差ないレベルだな。

石原氏も前は「TPPはアメリカの策略。今に吠え面かくぞ」と言ってたのに。
この人、日本は核武装すべきだと言ってみたり、外国特派員協会では「核兵器なくても抑止力は持てる」と言ってみたり、発言が場当たり的すぎ。

石原氏と一緒に合流した平沼赳夫氏はそもそも、郵政民営化に反対して自民党を離党したのに、それを主導した竹中平蔵氏がブレーンの政党に合流するとは…。
ぜったいモメる。

しかしこんなに簡単に政策変えられると、国民は混乱するばかりだし、結局信頼もされないと思う。


●各党の立ち位置
日本の戦後は、対米従属派と自主路線派のせめぎあいの歴史だ。
温度差こそあれ、政党も大別するとその2つに分かれる。

対米従属派
TPP参加・原発推進・消費税増税
民主・自民・公明・維新・みんな・国民

自主路線派
反TPP・脱原発・消費税増税反対
生活・共産・社民・反TTP・みどり・大地・改革・日本

要は、夏に発表された「日本は二流国になってもいいのか」という半ば脅しにも似た「第三次アーミテージ=ナイ報告書」に従うのかどうかということだ。


●それぞれの政党

政党名
代表
衆議院人数(解散前)

民主党
野田佳彦
231

自由民主党
安倍晋三
118

国民の生活が第一
小沢一郎
48

公明党
山口那津男
21

日本維新の会
石原慎太郎
11

日本共産党
志位和夫

みんなの党
渡辺善美

減税日本・反TPP・脱原発を実現する党
共同代表:河村たかし他

社会民主党
福島瑞穂

みどりの風
共同代表:亀井亜紀子他

国民新党
自見庄三郎

新党大地・真民主
鈴木宗男

新党日本
田中康夫

革命の志士
横粂勝仁

新党改革
舛添要一

無所属


※みんなの党と維新の会は選挙協力のみ

この表を作りながら思ったこと。
「国民の生活が第一」は3番目に人数が多くてなんと48人もいる。
先日、代表の小沢氏の無罪も確定した。
普通だったらこっちを第三極と言わないだろうか?
それが、いくら知名度のある石原氏が代表とはいえ、たかだか11人しかいない維新の会が、さも擁立した候補が全て当選するかのようなメディアの騒ぎようは、どう考えてもおかしい。
原発54基も作ったくせに、もう当選して総理になった気分でいる安倍さんも。

メディアは対米従属派の中で2大政党を作ろうとしているのではないか。
それならどっちに転んでも結局アメリカに有利な展開になる。
もしそうだとしたら、わたしたちが2大政党制の本質というものを理解できてなくて、なんとなく2つあればいいんじゃないかと思ってしまっている、その未熟さを突かれているんだと思う。

今回は、日本国民の民度が試される選挙になるだろう。


⇒2012 衆議院総選挙(2)
# by adukot_u3 | 2012-11-21 23:21 | 政経・社会
好味香 杏仁甜品
シンガポールの杏仁豆腐

f0046622_22292789.jpg友人からシンガポール土産に『好味香 杏仁甜品』というものをもらった。
どうやら牛乳を使わずにできる杏仁豆腐らしい。

早速、作ってみる。
作り方は箱の横に書いてあるが、中国語なので細かいことはわからない。
ネットの中国語翻訳サイトで訳してみる手もあるけど、あんまりわかりすぎてもつまらないのでやめとく。


f0046622_22301129.jpgざっと読むと、500mlの沸騰したお湯に『杏仁甜品』を入れて、解けるまで混ぜて、容器に入れて冷蔵庫で30分冷やせということらしい。
やってみた。
簡単にできた!


f0046622_22322743.jpg味は、普通に美味しい。
高級中華料理店に出てくるほどではないが、ごく普通の中華屋さんで出て来ても全然OKな感じの美味しさ。

お湯じゃなく牛乳にした方がコクが出て美味しいかも。
作る前にそう思ったものの、箱に書いてある通りにやったらどんな味なのかが知りたくて、今回はあえて牛乳を使わないでやってみた。

杏仁好きなわたしとしは、とても嬉しいお土産だが、大人食いを我慢するのが苦しい…。
# by adukot_u3 | 2012-11-20 08:38 | グルメ
ぴんから兄弟・宮史郎さん死去

かつて『女のみち』で大ヒットを飛ばした、ぴんからトリオ→ぴんから兄弟の宮史郎さんが亡くなった。
『女のみち』のレコード売り上げなんと約400万枚!
その数もすごいが、あまりのヒットに小学生までもが「♪わ~たし~がぁぁぁささぁぁげた~」と普通に口づさんてたんだから、よく考えたらすごい時代だ。

この『女のみち』は、殿さまキングスの『なみだの操』とともに、わたしの中では「安易に素人が歌ってはいけない演歌の2大巨塔」となっている。
双方ともにコブシが強烈過ぎて、コブシが回せない人が歌うと、なんとも間延びした別の歌のように聞こえてしまうからだ。
宮史郎さんも、『なみだの操』の宮路おさむさんも、決して美声ではないが、この人でないとこの歌が成立し得ないような圧倒的な存在感がその声にはある。

しかしこの時代の歌といったら、ささげるだの、すがって泣くだの、お邪魔しないからお傍においてだの…自虐的すぎる、Mかっ。

# by adukot_u3 | 2012-11-19 22:04 | TV・音楽
ドイツのオーガニックヘアケアブランド『エッセンシティ』

f0046622_3243479.jpgドイツのヘンケル社のヘアケアブランド。

ヘンケル社は130年以上の歴史を持つ、ホームケア、パーソナルケア、接着剤などの会社で、「フォーブス」誌(2009年)で“世界で最も倫理的な企業”に、「フォーチュン」誌(2009年度)で“世界で最も称賛されるドイツ企業1位”に選ばれている。

●合成香料、パラベン、シリコーン不使用、オーガニック原料を使用
●高い生分解性、植物原料を使用
●熱帯雨林再生プロジェクトで年間70haに植林、カーボンオフセット(経済活動の中排出したCO2を、他の場所で行われるCO2削減活動に投資することで埋め合わせること)もあり

元々、髪の質があんまり良くないわたしは、これまでどんなシャンプーやコンディショナーを使っても、これといってパッとしたことがないので、まぁこんなもんかと思っていた。
ところが美容院で勧められたこのエッセンシティを使ってみたら、なんだかしっとりなのにさらさら(わたしの実感。たぶん普通の人なら超サラサラ)。
ちゃんとしたオーガニックってこんなに違うものかとビックリした。

ただし、
シャンプー  250mL ¥2,625
トリートメント 200g ¥2,625
と値が張るのが難点。

でも、なんちゃってオーガニック製品とは違う、ちゃんとしたオーガニックを体験してみるにはオススメ。
# by adukot_u3 | 2012-11-19 02:09 | 健康・美容
ブルーライトをカットするパソコン用メガネは効果があるのか?

目を疲れさせるというブルーライトをカットするパソコン用メガネが最近売れているらしい。
よくわからないので調べてみた。

眼の疲れの原因はブルーライトなのか?
それだけではないが、原因のひとつではある。
網膜には「青い光」に感受性がある特別な細胞があって、それは体内リズムに関係しているので、一日中パソコンを見て青い光の刺激にさらされると体内時間が狂ってしまう可能性がある。

パソコン用メガネが売れているわけ
今のところ、「効果がある」という個人のお医者さんの見解と、使用者アンケートで「効果があった」という声が多いから。
現在、ディスプレイ機器が発するブルーライトの人体への影響について、医学的なディスカッションは実はまだ行われていない。
眼科医たちがブルーライトについて研究したり情報交換したりする『ブルーライト研究会』というものがあるが、それもまだ第一回しか開催されていない。

とりあえず「効果があったという人が多いので、その口コミで売れてはいるが、確かな裏付けはまだない」というのが本当のところらしい。

医師たちの見解
効果ありとする医師
南青山アイクリニック・井出武氏
JINS PCは効果があるのか? 眼科医が日本マイクロソフトでの導入事例で検証した

杏林大学精神科・古賀良彦教授
寝付き、熟睡感、寝起きや気分、体の疲れ、目の疲れに効果があった。

まだわからないとする医師
筑波大学・大鹿哲郎教授
ブルーライトが有害だとする有力な証拠はまだない。
効果のあるメガネをかけている自己満足で症状が改善している(プラシーボ効果)可能性がある。

結論(2012/11/18現在)
目の疲れの感じ方には個人差があること、ブルーライト以外にもさまざまな要因があることから、パソコン作業による目の疲れの主原因がブルーライトであるとはまだ断定はできない
だからブルーライトをカットするめがねをかけたからと言って、目の疲れが改善されるというのもまだわからない状態。


人の感じ方はけっこういい加減なので、プラシーボ効果みたいなことは大いにあるとわたしは思う。
実際にメガネをかけるのではなく、眼科で視力検査をする時のように、何も言わないで、他のレンズの中に紛れ込ませて調査するとかしないと本当の効果はわからないかも。
というわけで、わたしは今のところは買わないことにした。

ブルーライトをカットするパソコン用メガネは効果がある?
パソコンやスマートフォンから発するブルーライトは目に悪い?松本眼科・松本拓也先生

# by adukot_u3 | 2012-11-19 00:02 | 健康・美容
書籍『戦後史の正体』

外務省国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学校教授を歴任した孫崎享(まごさき・うける)氏によって書かれた『戦後史の正体』。
すいぶん前に読み終わっていたが、内容があまりにすご過ぎるのと、学校で勉強した日本の近代史はいったいなんだったんだろう?と激しく脱力して、しばらくは感想なんて書く気になれなかった。

戦後、GHQと渡り合って国益を守ったのは吉田茂氏ということになっている。
わたしたちが常識だと思っている日本の戦後史は、まずここから根本的に間違っている。
ちょっと前にNHKで『負けて、勝つ~戦後を創った男・吉田茂~』というドラマをやっていたが、こういうのも間違い。
「公用語を英語にしろ、通貨をドルにしろ、裁判権はアメリカが持つ」と言ってきたアメリカ側に対してそれを叩き返したのは、あんまり知られてないが外務大臣の重光葵(しげみつ・まもる)氏だ。
その後、吉田茂氏によって日米安全保障条約が締結されるが、その調印式の場所がなんと、国立公園の下士官用クラブハウスの一室で、しかも署名したのは吉田氏ひとり。
仮にも日米の国際条約が、そんなところでひっそりと調印されるものだろうか?と思うが、されるものなのだ。

敗戦から復興するためには、最初のうちはアメリカに面従腹背も仕方ないという意見もある。
しかし吉田氏は、復興した後も自主路線への変更を選択しなかった。
GHQと渡り合う気骨ある男とされていた人は、実は最も対米従属な首相だったのだ。
第5次まで続いた吉田内閣がそれを証明している。

このように、この本を読むと、今まで当然だと思っていた歴史に対する思い込みや常識がことごとく破壊される。
特に歴代首相に対して「この人は悪そうでどうも好きじゃないなぁ」とか「この人はクリーンだからいいなぁ」などと、なんとなく思っていたイメージは、たぶん180度変わる。
この本の見解が100%正しいわけではないかも知れないが、ちゃんとした外務省の公用文書が証拠なので大きく外れていることはたぶんないだろう。
なにより、ここに書かれていることを踏まえて日本の戦後史を眺めてみると、あまりにピタリと合致することが多くてそうとしか思えないことだらけなのだ。

岸信介氏がA級戦犯から首相にまでなって新安保条約に署名するに至った理由。
田中角栄氏のロッキード事件や、竹下登氏のリクルート事件の真相。
ビックリしたのが「あなたとは違うんです」の福田康夫氏が辞めた意外に男前な理由などなど、今までテレビのニュース解説を見て、「へぇ~」とか「はぁ~」とか思っていた自分が馬鹿らしくなってくる。
日本が今抱える問題のほとんどは、戦後ずっとアメリカの属国であり続けたことが原因だからだ。

この本は、タイトルがタイトルなだけに難しそうに見えるが、”高校生でも読めるように”がコンセプトなので、とてもわかりやすく書かれている。
これをみんなが読んで、いわゆる常識というものがいかにいい加減で当てにならないかを実感すれば、日本は変わるかも…と思ったりもするが、マスメディアの報道があまりにいい加減すぎる。
はたしてこんな状態で選挙に突入して大丈夫なんだろうか?
# by adukot_u3 | 2012-11-14 23:36 | 書籍
石原新党結成に際して確認しておきたいこと

石原慎太郎という人は、圧倒的な知名度があって選挙に強く発言力もあるので何かにつけて話題になる人だ。
それが政治家としての手腕や実績と勘違いしがちなので、新党立ち上げの前に、その辺りを確認しておきたい。

●新党立ち上げ
本来はもっと前にするはずだった。
しかし、息子・伸晃氏を総理にするという森喜朗元首相との密約があり先延ばし。(密約といいつつペロッと言っちゃう森さんって…)
このたび伸晃氏の総理の可能性がなくなったことで、やっと旗揚げとなった。
力があるからできることなのだろうが、こういう人は尊敬できないし、人もついて来ないだろう。
リーダーには不向きな人だと思う。

●新銀行東京
中小企業救済目的で設立はしたものの、都がこれまでに投入した1400億円に及ぶ公的資金で大きな損失が発生しかねない情勢。

●オリンピックの東京招致
150億円以上もの大金をつぎ込みながらも効果を上げていない。
「西洋人の柔道ってのは、けだもののけんかみたい」と言ってみたり、本気でオリンピック招致を考えてるんだろうか?と思う。
「(150億円など)痛くも痒くもない」という発言には、血税を預かるという意識がまったく感じられない。

息子・伸晃氏もかつて、胃ろう患者を見て「エイリアンみたい」と発言している。
「けだもの」とか「エイリアン」とか心の中で思うのは、感性とか品性から来るものなので仕方ないとして、それをこの場で言うべきなのか?言うとすればどのような言葉で表現するのが適切なのか?を考える能力が、この親子には欠落していると思う。

●築地市場の移転問題
移転予定地の土壌から有害物質が検出されているため、土壌改良に予定外の時間と予算がかかることが確実。
移転そのものも疑問視されている。

●尖閣諸島の問題
動機は「国のため」だったかも知れないが、その後の経緯は日本の利益になっているようには見えない。
火をつけておきながら、今後の問題をどう処理するか?14億円以上集まったとされる募金のフォローはどうするか?についてはまったく言及していない。

そもそも、石原氏が最初に東京都による尖閣諸島購入を発表したのがアメリカで、ヘリテージ財団のシンポジウム会場だというのも、よく考えたらおかしな話だ。
この財団はブッシュ政権の政策を支えたシンクタンクで、背後に数々の米軍産複合体がスポンサーについている。
なんだかんだ言いつつ、結局アメリカの指図で動いたのではないかとの疑念がぬぐえない。

●政治家として
石原氏は肝心な点を慎重に判断せずに、思いつきで物事を決め、話題だけつくって取り巻きに任せてしまい、失敗しても責任を取らない。
彼には情報発信力はあっても、行政に必要な実務能力やマネジメント能力が欠けている。
政治家として、国家の体制変革に取り組むにはまことに不向きな人材。
与党側・行政側のリーダーであるよりも、野党的な批判者として、より豊かな資質を持っている。

山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]のコラムより引用)


実績としては
●ディーゼル車規制
●外形標準課税の導入
●複式簿記・発生主義を 取り入れた会計制度の改革
●東京マラソン
などがある。
この中で、複式簿記・発生主義を 取り入れた会計制度の改革は素晴らしいと思う。
東京都23年度・財務諸表 PDF


石原さんは人として好きじゃないので、国政復帰は歓迎しない。
でも当選してしまったら仕方がないので、その場合はとりあえず国の会計制度を変えてもらって、あとは引退して時事放談でもやってて欲しい。
# by adukot_u3 | 2012-11-13 16:46 | 政経・社会
福島第一原発と日本の運命
すっかり忘れ去られたかのような原発問題。
実は世界の科学者たちの共通認識と、日本政府の見解のあまりの差に、海外からさまざまな声が寄せられている。

ブログ・カレイドスコープより引用
福島第一原発と日本の運命と全国の子供の救出
「残念なことだけれど-これは2011年の4月、5月の話です-福島の事故は科学的な修復は、もう無理だ。
私たちが、どんなに考えても、この福島の事故は人類が経験したことがないものだ。
私を含めて、解決策となるアイデアの一つもない」

原発研究の世界最高権威は、100年の歴史があり、あのアインシュタインも働いていたマックス・プランク・インスティテュート(Max-Planck-Institut)というドイツの研究所。
そこの所長をやった、ハンス=ペーター・デュール(Hans-Peter DURR:現マックス・プランク物理学・宇宙物理学研究所名誉理事長、ローマクラブ会員、環境学研究科客員教授)の発言

「この(チェルノブイリの)10倍というのは、最低の数字だよ。(普通に考えれば)20倍から50倍まで高い数字だ。
しかし、最低値の10倍であったとしても、この数字ではおさまらない。
なぜならば、1号機で事故が起きようと、2号機で事故が起きようと、その福島第一原発のところに人は入れないんだ。
(それを計算に入れて)総量を計算すれば、なんと(チェルノブイリの)85倍」

「福島第一原発の中で、何かが起きた場合には、残念ながら、少なくとも三千キロは避難しなければならない。
これを日本の指導者は分かっているんだろうか」

世界の使用済み燃料プールの最高権威者であり、米国エネルギー環境省の長官の特別顧問をしていたボブ・アルバレス氏

「今後200年以上、日本の国民は広い地域において、放射能の被曝量を検査しながら生きていかなくてはならない
民族になったことを直視すべき」
1985年に、ノーベル平和賞を受けたヘレン・カルディコット(Helen Mary Caldicott)博士の発言

「私は、もう諦める。
自分が危険だと思っていない人に、あなたは危険ですよと言ったところで耳を傾けませんよ」

スタンフォード大学の西鋭夫教授の発言

「日本の子孫が、これから百年、二百年、高い放射能と知りつつ食べながら生きていき、世界から批難されて、賠償請求を受けて、我々の犯した間違いを背負って生きていかなければならないのが日本の子孫です」

「私は、他の国の軍事関係者とも話しましたが、これだけは一つ言います。
たとえば、日本がアメリカに技術援助をオファーしたとしても、アメリカは兵隊さんは絶対に(日本に)送れないと。
他の国の事故に、自分の国の兵隊さんを死を持って送ることは、どの国の大統領もできないと。
ですから、技術援助、サテライトの援助、あらゆることはするけれども、現場の中に行くのは日本人だけです。
世界の援助にしても、被曝を覚悟の現場には行きません」

「日本で、これだけの災害を起こして、これだけの人が犠牲になり、さらに子供も100万人を超える可能性がある事故を起こしていながら、ベトナムや他の国に輸出しようとしていること自体が、もうじき世界から凄い批難を浴びると思います。
やはり、今、日本に欠けているのは、経済優先の考え方で、こうなってしまったということです」

「日本の私の印象は、「安全心」と「平和ボケ」。
これほど、日本という母国が、平和ボケ、安全ボケしているしているとは思わなかったです」

「民主主義でみなさんができることは、最終的には選挙ですよ」

元国連職員の松村昭雄氏

引用終わり


日本は戦後の賠償金を、アメリカという後ろ盾を利用して安く済ませ、その後の自国の防衛もアメリカに頼ってきた。
頼ってばっかりいたせいで、すっかり「こどもの国」になってしまった。
次の選挙では、電気が足りないとか、原発ないと日本はおしまいとか寝言言ってる人たちをなんとか落とさなければ。
もう手遅れかも知れないが、そうすることが理念なく経済街道を驀進してきた日本という国に、唯一残された「おとなの国」になる道だと思う。
# by adukot_u3 | 2012-11-11 03:28 | 政経・社会
安藤裕子『秋の大演奏会』

年下の友人に誘われて、シンガーソングライターの安藤裕子さんのコンサートに行った。
場所はNHKホール。
ここは数年前に、年上の友人に誘われて氷川きよしくんのコンサートに来て以来だ。

わたしの頭の中のデーターベースには、”あんどうゆうこ”と言えば”安藤優子”しかなく、キャスターの安藤優子さんしか思い浮かばない。
なので安藤裕子さんは、顔も見たことないし声も聴いたことがない。
聴いたことがあるのは、友人がカラオケで歌った歌のみ。

そんな状態ではじめて見た安藤さんは、オシャレで可愛いらしく、飄々とした不思議な空気感を持った人だった。
シンガーソングライターというよりも、女優っぽい。
歌ってるというより演じてる感じ。
作詞・作曲のほかに、自身のメイクやスタイリング、イラストをはじめツアーグッズのデザインも手がけているらしいので、モノを創り出す才能のある人なんだろう。

コンサートは、ライティングがとても美しかった。
最近のわたしは、なにかにつけて節電志向だったが、やはりこういうものもたまには見たいし必要なんじゃないかとも思った。

幕間には安藤さん自身が、すごーく力の抜けた感じでいきなりツアーグッズの説明を舞台上でする。
こんな気楽なことするアーティストは見たことないよとビックリしていたら、友人曰く「いつものこと」だそうだ。

なにかを見たり聴いたりしても、なにも思わないときはここには書かないので、書こうと思った時点で、わたしの中には、なんらかの化学変化が起こっているんだろう。
今、わたしの頭の中にはこの『海原の月(Youtube)』という歌がぐるぐるしている。(貼り付けようとしたが、エイベックスの管理がしっかししてるのか、貼り付かない)

昔々、これもかなり年下の友人に誘われてロンドンにあるファッションデザイナー「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のお店『ワールズエンド』に行ったことがある。
雨の中たどりついたお店で洋服を見たとき、「ここはこうやって誘われでもしない限り、わたしひとりでは一生行かないところだな」と思った。
秘密の部屋の中で、本棚がぐるんと回転する隠し扉を教えてもらったような気がした。
安藤さんの歌を聴いて、またもや本棚がぐるんと回転した。


このコンサートがWOWOWで放映決定。
■12/23(日・祝) 夜11:00~
MUSIC STYLE JAPAN

来春には、あの人気指揮者・西本智実さんとの共演『安藤裕子×西本智実×日本フィル 特別公演』が決定している。
# by adukot_u3 | 2012-11-11 01:43 | TV・音楽
チェコの大統領選にトミオ・オカムラ氏が立候補
f0046622_240492.jpgチェコの上院選挙に当選したトミオ・オカムラ氏が、今度は大統領選挙に立候補する。

一般的な日本人にとってチェコはそんなに興味のある国ではないだろうが、わたしはなんせ、はじめてひとり旅をしたのがチェコで、それ以来のチェコ・ファンなもんでなにかにつけ気になってしまう。
(ちなみにEUには入ってるけどユーロじゃない〔通貨はコルナ〕)

チェコはここ数年、政財界に汚職や腐敗がはびこっていて、その結果できた建物を見て回るという汚職ツアーなるものまで企画されるほど乱れに乱れている。

あの石畳をガシガシと戦車が走った「プラハの春」を経て、1989年の念願の民主化から今年で23年。
それまでハプスブルク家、ナチス・ドイツ、ソ連などあらゆるところの支配下に置かれ続け、やっと民主化できたというのに、たった20年で汚職まみれとは。
昨年末、初代大統領が亡くなったばかりだというのに。

会社は3代目がつぶすとよく言われるが、政治の腐敗は3代どころか、直後から始まるんだな。
残念だけど現実はそうなっている。

その政治腐敗の一掃を公約に掲げたオカムラ氏は、日本のメディアだと日本人の父とチェコ人の母を持つハーフとしか書いてないが、正しくは「日韓ハーフの父とチェコ人の母を持つ」らしい。
チェコ語で書かれたブログを色々見ると、「チェコと日本と韓国にルーツを持つ」と書かれてるし、「期待されている」とも書かれているので、チェコではかなりな有名人には違いないようだ。(こういうときにGoogleの翻訳はとてもべんり)

かつて東京に住んでいたので日本語も当然喋れる。
まだ40歳と若く見た目も悪くない。
わたしとしては、なんとなーく胡散臭い感じがしなくもないが…あくまで根拠はないのであしからず。

万が一この人が大統領になったら、日本のマスコミが一斉にチェコのことをとりあげるようになって、日本からの観光客が爆発的に増え、2007年にJALが直行便を出すかもと言ったあと、その後ああいうことになって立ち消えになっていたのが、また復活するかもな。

チェコは自然の景色や歴史ある街並みの美しさもさることながら、ソ連の軍事介入を受けながらもその後、軍事力によらない民主化・ビロード革命をなしとげたところなどは、基本的に争いを好まない日本人本来の心根と相通じるところがあると思う。
繊細なボヘミアグラスとか、無垢の木を使ったおもちゃ、作曲家のドヴォルザークやスメタナ、作家のカフカやチェコビールなど、日本人が好みそうなものがたくさんあるし。

政財界の方々も、汚職とか癒着とか、ちっちゃな分母でしみったれたことするより、もっと分母が大きくなることを考えた方が明るい未来が拓けるのに。



チェコ大統領選へ立候補したトミオ・オカムラとは?


ハヴェル前チェコ大統領死去
プラハひとり旅(飛行機乗り遅れ編)
# by adukot_u3 | 2012-11-09 02:33 | 政経・社会