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歌好き地図好き散歩好き。おまけに路地好き文具好き。最近はウクレレLOVE!モットーは『自分で調べて自分で考えて、なるべく自分の事は自分でやる』。さそり座、黒ひょう、AB型女。
by maccheroni
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カテゴリ:政経・社会( 96 )
初ボランティア体験記
ここ数日の雨はすごかった。
うちの近所では落雷で2回も停電した。
愛知県や北関東では流された家もたくさんあるらしく、その心労はいかばかりかと思う。

数年前、中越地震が起こる少し前、新潟で水害があった。
以前から、災害のニュースを目にするたびに、
「ボランティアとして行ってみたい!でも足でまといになるのでは?」
いつもそこでモンモンとしてしまう自分にイライラしていたので、この機会に答えを出してやれ!そう思って友人と共に参加したことがある。

今でも思い出すのは、町じゅうの建物にくっきりと残った茶色い線だ。
わたしの背をはるかに超える高さだった。
でも、それ以上に驚いたのはボランティアセンターの働きだ。
おおぜいのボランティアを、リーダーのもとに瞬時に5~6人づつに振り分け、身元確認をし、人数分の地図と注意書き、水と塩を配って、注意事項を確認する短いミーティングをし、あっという間に送り出す。
次から次へとやって来るボランティアをさばく、その手際の良さには舌を巻いた。
日本の自治体やボランティア団体も、捨てたもんじゃないなと思った。

帽子・ゴーグル・マスク・長袖・長ズボン・ゴム手袋・ゴム長靴。
これがボランティアセンター側から要求される、水害ボランティアのスタイルだ。
泥水に浸かった家の中には、どんな病原菌がいるとも限らないからだ。

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by adukot_u3 | 2008-08-31 16:29 | 政経・社会
パパの革靴内閣
「小さな子供がパパの革靴をイタズラで履いて道路に出てきた印象だ。右の方に右の方に寄って歩いていきそうで、危なっかしい」
田中真紀子さんの、安倍新総理批判だ。

このひとはほんとうにこういう言い回しがうまい。
生い立ちや政治的な背景、容貌、雰囲気、政治的なスタンスまで・・・それらを短いコメントの中に集約して揶揄する技にかけては、天下一品だ。
安倍さんに、何とも言えない頼りなさを感じていた私は、このコメントに爆笑。

以前、小泉内閣の外務大臣を更迭された時に言った、
「前に出なさいと言うから出ようとしたが、誰かがスカートを踏んづけていて出られない。誰かと思って後ろを見たら、総理本人だった」発言にも笑った。
古くは「凡人」「軍人」「変人」というのもあった。
ニュースを見ながら、なんか変だなぁ?と思っているところにこういうコメントをされると、そうそうそう!と、とても得心がいくのだ。

田中真紀子さんの政治的手腕がどうなのかは知らない。
でも、言ってることがわかりやすいことは確かだ。政治家の発言を聞いていると、しゃっちょこばった言い回しが多くて、時おりうんざりすることがある。そんな人は内容を伝えたいんじゃなくて、ただ、賢いと思われたいんだろうな、と思ったりする。
どんなに難しいことでも易しく言えないことなんてないのに。

じゃぁ易しく言えばいいのかと言うとそうでもなく、安倍内閣が掲げる「美しい国、日本」というスローガンは、言葉は易しいが、抽象的過ぎて逆にわからない。
最初に聞いたとき、「ナレーションは長塚京三に決定だな」と思ったぐらいだ。
具体的な政策はいろいろあるのだろうが、この、わかりやすいようでいてわかりにくいスローガンを選んだこと。それが皮肉にも、安倍内閣というものを最もよく表しているような気がする。
なんと言っても昭和の妖怪、岸信介の孫だ。意外と老獪なのかも知れないが。

・・・その後、一年もしないうちに辞意表明。
老獪のロの字もなかった。
田中真紀子さんの勝ち!
by adukot_u3 | 2006-10-08 01:59 | 政経・社会
いじめについて思う
去年、いじめで自殺した北海道滝川市内の小学校の女の子の遺書が見つかったらしい。
わたしには、「いじめ」と言う言葉を聞くと、胸の痛みとともに思い出す、ある同級生(女子)がいる。

小学校の4年生ごろから始まったMちゃんに対するいじめは、それはそれはひどいものだった。
シカトなどという生半可なものではない。
汚い、臭い、近寄るとうつる。
口を開こうものなら、一部の男子に机を蹴飛ばされ、横倒しになった机から飛び出た教科書やノートが散乱する。
ひとり黙々と教科書を拾う彼女。手伝うものは誰もいない。
一緒にされるのが怖いからだ。

そのせいもあってか、彼女は学力も極端に低く、小学5年の時に2桁の足し算をやっていた。
それがまた格好のネタになって、いじめに拍車をかけていたような気もした。
授業時間、休み時間、給食時間、登下校…学校にいる間じゅう、いつも彼女はひとりだった。
シカトというのは、シカトと言いつつも、シカトしているということを、本人にわからせようとするだけ、まだ存在への意識があるような気がするが、彼女の場合は、シカトを通り越して、もはや「居ないもの」として扱われているような、そんな感じだった。

あるとき、授業でとある人の作文が読まれた。
書いたのは、Mちゃんの2つ上のお姉さんだった。
「街を歩いていても、何をしていても、Mの姉という囁きが聞こえてくる。わたしは妹が憎い。いっそ妹がいなくなってくれたら…」
そんな内容だったと思う。
その壮絶な内容に愕然とした。
そしてそれは、全クラスで読まれたらしいことを後で聞いた。
Mちゃんへのいじめは、もう学校問題にまでなっていたのだ。

TVドラマならここで、みんなが反省したり、誰か手を差しのべる人が出てきたりするのだろうが、現実は厳しかった。
お姉さんの、ある意味捨て身の叫びは全く届かず、いじめは一層ひどくなっていったのだ。
担任の先生が、必死になっていろいろやってはいたが、それをくい止めるには至らなかった。

いっとき、たまたま彼女と同じ班で、わたしが班長という時期があった。
当然、彼女のせいでウチは班単位でやるべきことが悉く遅くなり、わたしは内心イライラすることが多かった。
それでもはじめのうちは色々手伝ったりもしていたが、そのうちただ見てるだけということが多くなった。
面倒くさかったからではない、彼女に近づくことで私に向けられる周りの目が怖かったのだ。
わたしもおなじようにいじめられてしまうのではないか?その思いだけで、わたしは彼女から距離を置くようになってしまった。
班長なのに…。

あるとき、先生との雑談の途中でふと、
「○○さんなら、なんとかしてくれるかと思ったけど…やっぱり荷が重すぎたね」
と言われた。
ガーーン!顔から火が出るというのは、こういうことかと思った。
あまりの恥ずかしさに即座にその場から立ち去りたい気分だった。
先生は、多少の期待を込めてわたしを班長にしたのだ。
それなのに、こんな周りの目ばかり気にするろくでもない人間を選んでしまって、めがね違いだったと、さぞやガッカリされたことだろう。
わたしが最初に、「胸の痛みとともに思い出す」と書いたのは、そういうことだ。

いじめは相変わらす続いていたが、彼女はあんまり学校を休まなかった。
間近でMちゃんを見ながら、「わたしだったら学校に来ないか、もしかしたら死んじゃうかもなぁ」と思った。
いじめをただ傍観することしか出来なかったわたしには、それが不思議でならなかった。

彼女をそういうふうにしか見れなかったわたしは、やはり浅はかだった。
中学を出てしばらくして彼女は、とある病院の精神科に入院した。
家でもあまり話しをしないから、家族も病んだことすらわからなかったらしい。
わたしが、学校に来れるのを不思議だと思った時点で、彼女はもうすでに病んでいたのかも知れない。
あんないじめを受けたら、誰だって普通じゃいられない。
今なら簡単にわかることなのに、どうしてあのときはそれがわからなかったんだろう。
いや、薄々わかってはいたものの、それを直視すると自分がしていることの卑劣さに気付いてしまうので、あえて気付かないふりをしていたんだと思う。

いじめはないに越したことはない。
でもなくならないと思う。
なんとなく、人間には大なり小なり誰もが持っているもののような気がするから。
と、インターナショナルスクールに通っていた帰国子女に言ったところ、それは日本人的気質が悪い方に出た例で、いろんな人がいるインターナショナルスクールでは、それほどひどいいじめはないと言っていた。

なるほど異質なものを貶めたり排除しようとするのがいじめだとすれば、人種や国籍がバラバラで、みんなが異質とも言えるインターナショナルスクールでは、そうなのかも知れない。
とすると、裏を返せば、日本のような単一民族・言語が集まった国では、永遠になくならないということになる。
・・・私の中では未だに答えが出ない。

今年のお正月、同窓会があった。
当然Mちゃんはそこにはいなかったし、話にすらのぼらなかった。
今後来ることもないだろう。
わたしたちの学年の中で、Mちゃんはもう「居ないもの」なんだろうか?
そう思って、田舎の友達に消息を聞いてみたが、わからなかった。
by adukot_u3 | 2006-10-03 01:56 | 政経・社会
香山リカ講演会
近所をママチャリでふらふらしていたら、TVのコメンテーターでもおなじみの精神科医・香山リカさんの講演会があることを知り、ふらふらと行ってみた。チケットも何もなく、こんなお気楽でいいんだろうかと及び腰。会場に着いたらなんと、100人入れるのかな?という会議室だった。

こんな畑の真ん中の会議室に、ホントに香山リカが来るのかな?そう思っていたら、ほんとに来た。意外なことに、わたしが住んでいる市は、男女平等の社会参画ということに力を入れているらしいのだ。
でも畑ばっかりで、そもそも男女が見当たらないんだけど(笑)ありがたい市長のお話の後で、香山リカさんの登場!ジャケットの下がハーフパンツで、ちょっとビックリ。というか納得。

病院で治療にあたるかたわら、関西のある大学の教授でもある香山さんの話は、精神科医、大学教授、その両方から見えてきたことを中心とした興味深いものだった。

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by adukot_u3 | 2006-08-22 01:22 | 政経・社会
奈良放火殺人事件
奈良の事件がとても気になる。
母と兄弟たちを手にかけてしまった高1の長男。
殺してしまったのは当然いけないことだが、でもそこまで追いつめられるとは・・・。
きっと愛のない家庭だったんだろう。

それでも親は、愛していたのにと言うだろう。
でも少なくとも彼はそれを感じてはいなかった。彼は表向き我慢に我慢を重ね、相当に孤独だったに違いない。
殺意は衝動的なんかじゃない。
少しずつ少しづつ沁み出した憎悪が一挙に溢れたものだと思う。

家族は、そこに生まれたからそうなのではなくて、家族になって行くものだ。
そういう意味では、あの一家は家族ではなかったのだろう。
仲良くないのに、仲良さそげに振る舞うほど苦痛なことはない。
それならどんなにヒドくても、内心と態度が一致した積木くずし(古い^^;)の方がナンボかましだ。
お父さんが再婚してできた家族だということも影響しているだろう。
彼は、愛されたかったのだと思う。

だからと言って殺していいわけがない。
人を殺してはいけないのだ。
なぜなら人だから。
自分ではない他者だからだ。
他人のことはその人自身が決めること。
人を殺すということは、その他者の意思を一切無視し、未来や可能性の全てを突然断ち切る、何よりも罪深いことだ。

しかし彼は、自分が死ぬか、その原因である他者を殺すかのどちらかしか選択肢のない袋小路に迷い込んでしまった。
どちらに転んでも何の解決にもならず、ただ悲しいだけなのに・・・。
とても賢い子供のようだが、そういう賢さは持ち合わせていなかったらしい。
この家族以外に、彼の世界はなかったのだろうか?
by adukot_u3 | 2006-06-24 12:31 | 政経・社会
靖国神社隣の戦争資料館『遊就館』
参拝するだのしないだので、いつも話題の靖国神社。
よく聞くわりには一度も行ったことがない。
敷地内にある、『遊就館』という軍事博物館には、戦争に関する資料もたくさんあるらしいので、おじいちゃんを大東亜戦争で亡くした友達と一緒に、千鳥が淵の夜桜見物ついでに出かけた。

そこは、靖国神社とは対照的に、近代的できれいな建物だった。
入ってすぐにドーンとゼロ戦と機関車。
そういう大きなものから、手紙のような細かいものまで、明治維新以降の日本の戦争に関するものがいろいろと展示されている。
写真は特攻機「桜花」と、人間魚雷「回天」。
特攻機は写真では見たことあったものの、実物があまりに小さいのにビックリ。
そして、それよりビックリしたのが黒光りする人間魚雷の不気味さ。
定員1名。
こんなもので海中を潜って攻撃するなんて…ありえない。
でも、そんなありえないものに無理やり乗せられて、空と海から突撃し、玉砕して行ったのかと思うと、本当に気の毒で申し訳なく、なんとも言葉が見つからない。

その神風特攻隊を朝日新聞は、
『科学と物量とを唯一つの恃(たの)みとする敵に対して、科学を超越した必死必中のわが戦法はわが尊厳なる国体に出づる崇高たる戦ひの妙技』
と書いている。
科学と物量に圧倒的に勝ってる相手に対して、崇高な戦法で挑もうとするこの無謀さ・・・。
いやいや、戦争に崇高とかないし。

ふと以前行った刑事博物館を思い出した。
最初の写真にある、西洋の拷問具には「鉄娘」とか「鉄の処女」という名前がついている。
空洞になった人形のようなもので、内側一面に付いた20cmほどの鉄の刺が、中に入った人をサンドイッチ式に串刺しにするというものだ。
拷問具にそんな名前を付けるのもどうかと思うが、それに装飾を施すという感覚にビックリ!
こういう感覚はさすがに日本にはないなぁ。

人間は、いろんな方向に向いたベクトルの中でバランスをとって生きている。
そのベクトルが一方向に向いたり、ひとつのベクトルだけが極端に長くなったり短くなったりすると、突如としてバランスを崩して壊れる。
健康で平和にごく普通に暮らせるということは、実はもうそれだけで奇跡的なことなのだ。
by adukot_u3 | 2006-04-01 02:47 | 政経・社会