人気ブログランキング | 話題のタグを見る
いわゆるひとつのフィギュア?
いわゆるひとつのフィギュア?_f0046622_15152974.jpgこれは、親と進路のことで大モメにモメた高1の夏休み、ふてくさって一週間部屋に閉じこもって十徳ナイフで作ったものだ。
全然、いっこも、ちっとも納得なんてしてなかったのに、仕方なく表向きは納得したようなフリをしていたので、家族はまさかこれが、そんな怨念のこもったシロモノだったとは、いまだ気づいていない。

でも、親と衝突してふてくさった時って、もうちょっとヤケっぱちで破壊的になりそうなものだけど、こういうチマチマとした何かを作ることに没頭することで気持ちを静めようとするところは、今とあまり変わってなくて、ちょっと笑える。
フィギュアセラピーなんてのもあるらしいが、これもその一種なのか?
とは言え、黙々と作っていながらも、モノが「あばれ祭り」の山車なところが、逆に怖かったりもするけど・・・。

こういうモノを作ると、プラモデル好きと勘違いされるが、大きさが決まってたり、部品が最初からあるものは苦手。縮尺から切り出しから、なんでも自分でするのが好きなのだ。
これには専用のガラスケースもあるが、それもガラス屋さんからガラスカッターを借りてきて、自分で作ったものだ。
なぜか、山車本体が完成したときより満足感があった。
お約束通り、指を切ったからか?

いわゆるひとつのフィギュア?_f0046622_15163318.jpgもうあちこち壊れてきているので処分しようかと思ってはいるが、いざとなるとあのときの、自分がこの世で一番不幸な星のもとに生まれたかのような、青くさくナルシスティックな孤独感や絶望感が懐かしく蘇って来て、どうにも捨てられない。
かと言って今さら飾るのはこっぱずかしく、いまだに、あまり使わない部屋の隅の、飾っているのかいないのかわからない微妙な位置で、ほこりをかぶっている。
いわゆるひとつのフィギュア?_f0046622_15164728.jpg
by adukot_u3 | 2008-11-26 15:41 | 日々雑感
<< 歩道橋こわい ご予約が確認出来ません >>