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「ルミネtheよしもと」
いつぞやの「よしもと浅草花月」に味をしめた友人が、新宿駅ビル・ルミネ内にある「ルミネtheよしもと」に行こうと言ってきたので行ってきた。

「よしもと浅草花月」のカウス・ボタンやいくよ・くるよで味わった、のんびりとした楽しさを、また味わおうと思って行ったのだが、さすが、新宿駅の上にある「ルミネtheよしもと」は、そんなのんびりとはさせてくれなかった。

まず出演者が違う。
今をときめく芸人が、これでもかとじゃんじゃん出てくるのだ。
合間に挟まる若手たちも、熾烈な競争を勝ち抜いてきた精鋭だ。

よしもとの舞台に上がるには、年中無休・無料で行われるライブに出演し、そこで観客の投票を得なくてはならない。
無料ライブは、CSやウェブ、携帯などでも配信されているので、原則、投票はどこからでも可能だ。

そこで実績を積み、4~5段階の壁をクリアして、やっと前座でちょこっとだけ喋れるようになる。段階の壁は、いったんクリアすれば安泰なわけではなく、観客の受けが悪ければ、即座に下のランクに落とされてしまったりもする。カド番の大関みたいに。

吉本はこうして、無料のライブ会場を作り、新人が舞台に立つ機会を増やし、観客を増やし、その配信料や広告料でライブ会場の無料を維持している。
今のお笑いブームは、こうしたマルチメディアを駆使したシステムが下支えになっているのだろう。

最近では、芸人監督による短編映画100本の制作を始めたらしい。
芸人たちの作家の部分を利用し、フィールドを広げていくつもりなのだろう。作家としての資質のある芸人は、当然、漫才だけで納まるはずはないだろうから。

肝心な芸人についてだが、「やはり勢いがあるなぁ」のひとこと。
当然それぞれカラーは違うものの、場の空気をつかむのが抜群にうまい。
「よしもと浅草花月」では、場の空気に臨機応変に対応するベテランの余裕を感じたが、ここ「ルミネtheよしもと」では、力わざで一気に持っていかれる感じだ。

音楽ではイントロの数秒でその世界へと誘われるが、お笑いも全くおんなじ。あたま1分ほどのやりとりで、あっという間に彼らの世界へと連れ去られてしまう。それだけでなく、観客側にも、連れて行かれる準備がすでにできているのだ。
「売れている」ということは、こういうことなのだろう。


チュートリアル
男前がお笑いをやる難しさを、みごとにクリアしている。

タカアンドトシ
さすがに、うまい。
関西弁じゃないしゃべくり漫才なので、頑張ってほしい。

ハリセンボン
TVで見たことあるネタだったのに、笑った。意外と迫力がある。

キングコング
練りに練ったネタと、すばらしい反射神経。

ジャリズム
イチ、ニィ、サァ~~~ンでおなじみナベアツ。
知ってるけど、ナマで見ると大爆笑。
by adukot_u3 | 2008-06-28 17:49 | 演劇・演芸
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