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ドルチェヴィータ・ミディアム・ソワレ
ドルチェヴィータ・ミディアム・ソワレ_f0046622_2082598.jpg久々に手紙を書こうと思って万年筆を取り出した。
長いこと使ってなかったので、中を洗ってから使おうと洗面所の水を出してしばらくすると、 「ポトン・・・」
手元を見ると、インクを吸い上げるコンバーターとキャップのリング部分がない。
「ギョエ~~ッ!」
流してしまったのだ・・・
必死に排水口周りを探したが、あとの祭り。
あまりのショックにしばらく床に座って、ボーッとしてしまった。
分不相応なものを買いすぎたか?使わな過ぎて万年筆が怒ったか?

そんなボーッとも、30分を過ぎればさすがに正気に戻ってくる。
しぶしぶ買ったお店にメールで問い合わせてみると、
「修理はできますが、見積もりに少々お時間をください」とのこと。
一体どんだけぇ~かかるんだろうと、ここ数日は戦々恐々とした日々を過ごしていた。



ところが、返って来たメールには
「部品がないのでイタリアへ送っての修理となります。
期間は約3ヶ月ほどになるかと思います。費用は無料です」とあった。
す、素晴らしい!さすが、いいものはアフターケアが違うのだなぁ。
一生モノとは、こういうことを言うのか。
そういうわけで今わたしの万年筆はイタリア旅行中だ。
わたしだって行ったことないのにナマイキ・・・と思ったが、
そういえばヤツはイタリア人だったよ。

修理代がかからず、かなりホッとしたが、もうひとつわたしをホッとさせたもの、それは万年筆屋さんからのメールだ。
内容は、見積もりや納期などの、ほんとにどうってことないもので、言ってみりゃメールなんてただの黒いドットのかたまりだ。
でも、そのかたまりを介して「万年筆が好き」という気持ちが伝わってくるから不思議だ。

そういえば、先日壊れたMacを民間の修理専門店に頼んだ際、修理済のMacと一緒に
「まだまだ働きます。また可愛がってあげてください」というメッセージが入っていて、ちょっと嬉しくなった。

Macはさすがにムリだが、万年筆はたぶんわたしの一生モノになるだろう。昔は飽きっぽくて、一生モノなんてわたしにはムリだろうと思っていたが、最近はそうでもなくなってきた。
少し大人になった気分だ。
っていくつだよ(^_^ゞ

イタリア・デルタ社
ドルチェヴィータ・ミディアム・ソワレ

by adukot_u3 | 2008-03-14 22:09 | モノ
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