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青海川(おうみがわ)駅
ガケのすぐ下にある小さな駅が、無残にも大量の土砂の下敷きになっている画をニュースで見た人も多いだろう。
地震で線路が埋まってしまった新潟県柏崎市の青海川駅だ。
降り立ったことこそないが、子供の頃から幾度となく通ったあの鉄路が大量の土砂で埋まった様子を見て、わたしはけっこうショックを受けている。

青海川駅は波打ち際とガケの間に建つ無人駅。
ホームにぽつねんと立っている駅名看板が、なんともいい味だ。
夏は晴れ上がった真っ青な空と海。
なのに、どこかうら寂しさを感じさせる、独特の雰囲気がある。
冬は昔の東映映画のオープニングのように、これでもかと荒れ狂い、海をまっ白に濁らせる。

豪雪で知られる内陸の十日町を抜け、日本海沿いの柏崎に出てから親不知子不知あたりまでは、わたしのなかの絶景ポイント。空港ができるまではもっぱら特急でここを通っていたので、よくガラスにへばり付くようにして海を眺めたものだった。
日本海を反対側から眺めて育ったわたしには、そんな鉛色の空と海はどこか懐かしく、心安らぐようなところがある。

今年のお盆はまたこのあたりを通って、個室寝台でのんびりと帰省しようかと思っていた矢先の地震、ガケ崩れだ。
復旧には少なくとも一ヵ月はかかるらしいので、それはどうやら叶いそうにない。

復旧したとしても、ガケ崩れ防止のなんだかが一面に施されるのだろう。それがないうちに一度降り立ってみておけばよかった。

そういえばこの駅は、初代高校教師(真田広之&桜井幸子)の最終話の舞台でもある。
当時、流行のドラマにそんな場所が使われてびっくりしたが、よくここを見つけたもんだとロケハン隊に感心もした。

今や密かに有名になってしまったこの駅。
復旧したら、ぜひ一度降り立ってみたい。

写真いろいろ
by adukot_u3 | 2007-07-20 05:29 | 散歩・旅行
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