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青灯書屋
 以前の日記で、直木賞作家の三浦しをんさんが、わたしの幼なじみのMちゃんのいとこの書店でバイトをしていたという話を書いた。
 こないだ帰省した時に、そのいとこの、農家の屋根裏部屋を改造した大きな書斎の写真を撮ってこようと思っていたのに、なんだかんだ慌しくて行けずに、残念に思っていたところ、ありがたいことに、Mちゃんからメールに添付された写真が届いた。
 このアングルからすると、脚立にでも昇って撮ってくれたのだろうか?几帳面な性格は子供のころから変わっていないな。

青灯書屋_f0046622_1401581.jpg 「青灯書林」だと思っていたその書斎の名前は「青灯書屋(せいとうしょおく)」の間違いだった。なかなか全体は撮れなかったらしいが、写真のような感じで周りをズラーっと本に囲まれた元本屋さんの生活は、今も本屋のようだ。
 ちなみに「青灯書屋」の文字は、裏山から切り出した木を乾燥させ、浮き彫りにした自作のもの。次なる目標は、元養鶏場だった裏山の土地を買い、あずまやを建てることだという。

 この元本屋さん、三浦さんの「三四郎はそれから門を出た」という、漱石のタイトルを寄せ集めたようなタイトルのエッセイ集のなかに、四十代で隠居している酔狂な元・本屋として登場している。

 Mちゃんには、2歳下のFちゃんという妹がいて、わたしたちは中学時代、バスケ部で一緒だった。妹さんは普段は東京に住んでいて、現代絵画をやっているが、お盆で帰省している今ごろはたぶん、この広い書斎で、次の個展の準備に忙しく、姉をこき使っているはずだ。

 四十代で隠居した元本屋と、現代絵画作家。このふたりを見ていると、血筋というものは絶対にある!
いつもそう話し合っている、きわめて常識的な(^^ゞ)わたしとMちゃんなのだった。
by adukot_u3 | 2006-08-15 01:38 | 能登半島
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