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小橋建太の危機
わたしのご贔屓レスラー、プロレスリング・ノアの小橋建太(39)が腎臓の腫瘍摘出のためシリーズを欠場することが決まった。
悪性の疑いもある深刻な状況のようで、気が気ではない。

プロレスファン以外の人には耳慣れないかもしれないが、プロレスリング・ノアは、ジャイアント馬場率いるかつての全日本プロレスを、事実上引き継ぐ団体だ。小橋建太は、その中でもスター中のスター選手。
強くて、レスラー特有の嫌らしいアクもなく爽やかで、気さく。
その戦いぶりは、馬場さんのモットーである「明るく楽しく激しいプロレス」そのものだ。

わたしがプロレス観戦によく行っていたころ、ホール入り口のグッズ売り場には必ずジャイアント馬場さんがいた。Tシャツやタオルを買ってくれた人にサインをしたり、一緒に写真撮影をしたりするためだ。
グッズの売れ行きがいいと、試合が始まるギリギリまでやっていることもあって、わたしは、「社長なのにエライなぁ」といつも感心したものだった。
小学生や、遠くから観に来た人には割引や、バッチのプレゼントがあるなど細かな気配りも、そういうところが基本になっていたんだろうと思う。
事実、デストロイヤーやブッチャーなど有名な外国人選手はみんな、
馬場さんの人柄を慕って参戦することが多く、興行にもつながっていたという。

とかく黒い噂が絶えず、ひと癖もふた癖もある人の多いプロレス界だが、プロレスリング・ノアの試合は、そんなジャイアント馬場さんの遺志をきちんと受け継いでいる気がして、安心して観ていられるものだった。
それなのに、その大黒柱である小橋が病に倒れるとは・・・。
何でも悪い方に考えがちなわたしだけれど、それだけは何としても避けたい。

かつて一度だけ、プロレスの聖地、後楽園ホールで、試合前の小橋選手に握手をしてもらい、みんなの真似をして肩をポンポンと叩いたことがある。
信じられないくらいに大きくて厚い胸、太い腕。
そんなゴツい体を小さくまるめるようにして、ニコニコとサインや写真撮影に応じる姿は、とても微笑ましかった。

小橋選手は就職した会社(京セラ)を辞めてまでプロレスラーになりたかった人だ。
ジャイアント馬場さんからやりすぎだと注意されたり、小橋殺すにゃダンベル取り上げればいいと言われるほどのトレーニング好きだったりする。
走り続けてきた彼には少し、休息が必要なのかも知れない。
ゆっくり休んだ後、リングに立つ彼の姿がまた見られますように。
切に願ってやまない。
by adukot_u3 | 2006-07-06 10:41 | スポーツ
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