人気ブログランキング | 話題のタグを見る
映画『八日目の蝉』(ネタバレ)
Gyaoで『八日目の蝉』をやっていたので、チラッとのぞいたら、どんどんと引き込まれて、結局最後まで見てしまった。

不倫相手の子を宿し、堕ろした末に子どもの産めない体になった女。
男と妻との間に出来た子供をひと目見るだけと家に忍び込んだものの、たまらずその子を抱いて立ち去る。
友人宅やホテル、宗教団体、小豆島と転々とした末に居場所が知れ、つかの間の子育ては四年で終わる。

書いてしまえば単に衝動的で感情的で身勝手な女の話なのに、なぜか号泣。
女性への同情なのか?大人の事情に振り回される子供に対してか?
見ているうちに、いったいわたしは何に対して泣いているのかがわからなくなった。

主演の永作博美さん。
助演の小池栄子さん、井上真央さん。
永作さんは昔からどうにも好きになれず、小池さんもイマイチ好きになれないタイプの人だったが、いやはやこの映画での3人の演技は素晴らしい。

永作さんなんて昔はribbonでアイドルやってたはずなのに、いつの間にこんな演技のできる女優さんになっていたんだろう。
小池さんはいつも、普段感じる雰囲気と全然ちがう役柄なので観るたびに驚かされるが、今回が一番ビックリした。
井上さんはあんまり見たことがない女優さんだったが、ぶっきらぼうなのに今にも壊れそうで心配で目が離せない。
NHKの『おひさま』というドラマでちらっと見た時とのあまりの違いにビックリした。

残念なのは、井上さんの不倫相手がなぜか劇団ひとりというところ。
どう考えてもキャラじゃないし、ベッドシーンがなんかキモい。
しかし、それを補って余りある3人の演技に脱帽する。

わたしはリアルな物語を観ると、その人が本当にこの世にいるような気がして、今頃なにをしてるんだろうと空想することがよくある。
出所した永作さんは、どこでどんな暮らしをしているのだろう。


Gyaoの『八日目の蝉』は14日まで
by adukot_u3 | 2013-03-06 20:37 | 映画
<< レバ刺しみたいな蒟蒻(こんにゃく) カリフォルニア・クライオバンク >>