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まず、総理から前線へ。

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という広告を見つけた。(デザイン:浅葉克己/コピー:糸井重里)
これがなんと30年も前の1982年の「広告批評」のグラビアだと聞いてびっくり。
今出しても全然違和感ない。
というよりタイムリー過ぎ。

昔から、戦争に行くのは一般庶民で、政治家たちは安全なところで指揮をすることになっている。
この広告にあるように、まずは政治家が前線に行くとしたら、果たして安倍、石原、橋下の三氏は今と同じ政策を掲げるだろうか。
ベトナム戦争で撃墜されたり捕虜になったり拷問(今は一応ジュネーヴ条約で拷問はされないことになっている)されたりしたアメリカ共和党のマケイン議員に意見を聞いてみたい。

今、かつて自民党がいた右寄りの場所には民主党が座っている。
帰ってきた自民党は、元いた場所には民主党が座ってるから、存在意義を示すために、それよりかなり右に寄った。
新たに出てきた維新の会は、それよりももっと右だ。
480議席のうち、この3党で405議席(84%)を占めている。
いくらなんでも右に寄りすぎ。

安全保障、安全保障とみなさん右に寄ってるが、食の安全保障はどうなるのか。
戦争は滅多に起こるものじゃないけど、食は毎日のことだ。
TPPに参加したら、ちゃんとBSEの検査してない牛肉や、遺伝子組み換え作物がじゃんじゃん入ってくるのに…。
BSEも遺伝子組み換えも「直ちに健康に影響はない」からいいのか?

1986年の「プラザ合意」のとき、大赤字を抱えたアメリカは、輸入制限やっても日本に敵わないとなると、強引に為替レートまで変えて円高にしろと言ってきた。
要はカツアゲ。
日本はそのせいで1年で1ドルの価格がほぼ半値になった。
お陰でアメリカの自動車産業は生き延びることができたが、日本はそれがきっかけでバブルになり、はじけて以来経済は低迷している。


今のアメリカは、あのときと同じ。
前は為替レートというルールをぶち壊したが、今回は関税と日本国内の規制をぶち壊そうとしている。
「参加しないとバスに乗り遅れる」と言われてるが、TPPのバスはほんとは日本を待っている。
日本人の性格を見抜いた上で、行き先違いのバスにあわてて乗って来るのを虎視眈々と狙っているのだ。

安倍氏は元々タカ派だっだが、こんなに急に憲法改正や国防軍のことをしつこく集中的に言うのはなんかアヤシイ。
選挙期間中、原発やTPPのことを言わなさすぎだなぁと思っていたが、あえてセンセーショナルな政策を前面に出したのは、その目くらましのためか?
by adukot_u3 | 2012-12-22 00:08 | 政経・社会
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