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メトロポリタン美術館展

東京都美術館で10月6日~来年1月4日まで開催の『メトロポリタン美術館展』に行ってきた。
メトロポリタン美術館展_f0046622_16321483.jpg
ゴッホ『糸杉』1889年 93.3 x 74 cm メトロポリタン美術館

日本初公開、ゴッホの『糸杉』。
盛りに盛った絵の具によるすさまじい筆力に、120年以上を経てなお、今さっき描き終わったかのようなリアルさを感じる。
そして、うねうねと今にも絵が動き出しそうなその迫力と存在感に圧倒された。
さらっとした他の絵画が、なんともあっさりしすぎてつまらなく思えるほどだ。
これは生で見ないと始まらない。

『糸杉』もすばらしかったが、もっとビックリしたのが、ミレーの模写である『歩きはじめ、ミレーに拠る』。
初めて見た絵だったが、全体に明るい陽射しがふりそそいで、その温かさまで伝わってくる。
ゴッホという人は、こんなにも愛情に溢れた優しい絵を描く人なのかと涙が出そうになった。

メトロポリタン美術館展_f0046622_1634071.jpg『歩きはじめ(ミレーによる)』
1890年
72.4×91.2 cm
メトロポリタン美術館

メトロポリタン美術館展_f0046622_16353185.jpg【参考】
ミレー『歩きはじめ』
1858年
(これは展示されてない)


他にもたくさんすばらしい絵が展示されていたが、わたしはこの2点がとても心に残った。
この2点だけ見に行っても損はしないと思う。
他には、メソポタミアやエジプトの紀元前のデザインが、「紀元前でこれ?」という信じられないぐらいセンスが良くて洗練されていたのにびっくりした。


「Google Art Project(グーグル・アート・プロジェクト)」では、世界の美術館の収蔵作品をヴァーチャルに閲覧できる。
メトロポリタン美術館収蔵作品閲覧

絵画の著作権について
絵画は、作者の死後50年を経ると著作権は消滅する。
(日本のような第二次大戦敗戦国は、作者が連合国側出身の場合の絵画に関しては、50年ではなく60年半を経なければならない)

絵画の複製写真には”創造性がない”という判断で、著作権はない。


おまけ
芸大というところに入ってみたかったので、学食「キャッスル」でお昼を食べた。
ちょっと前にテレビに出たらしいので、そのせいか、どう見ても芸大生には見えない、わたしのようなおばちゃんがけっこういた。
500円の盛り合わせランチは、ご飯とハンバーグ、イカフライ、マカロニサラダ。
味は普通。
by adukot_u3 | 2012-11-01 13:32 | アート
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