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歌好き地図好き散歩好き。おまけに路地好き文具好き。最近はウクレレLOVE!モットーは『自分で調べて自分で考えて、なるべく自分の事は自分でやる』。さそり座、黒ひょう、AB型女。
by maccheroni
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TPPを情報の安全保障から考える
TPPの問題を、情報の安全保障面から鋭く突っ込んでいる人がいる。
元・公安調査庁調査第2部長・菅沼光弘氏。
公安調査庁というのはアメリカで言うとCIAのようなところで、外国の情報を収集し分析し、政府に建言するところなのだそうだ。

この人が言うには、TPPにあたってのアメリカは、シンクタンクを総動員して相当な入れ込みようだとのこと。
アメリカのCSIAという民間のシンクタンクなどは日経新聞と組んで、日本にとって、いかにTPPが必要かをPRするシンポジウムを、前々から周到に計画し展開している。

なんでそんなに入れ込んでるのかと言うと、冷戦が終わって、もうやることなくて用済みだと言われたCIAが、「いやいや、これからは経済戦争にシフトします」と宣言したから。
戦争の相手は日本とドイツ。
と言ってもドイツはEUになったので、残るターゲットは日本だけ。
要するに、この経済戦争にはCIAの威信がかかってるんだな。

青森の三沢基地にエシュロンという諜報システムがある。
本来は軍事目的だったが、現在は、対日本の経済戦争のための傍受基地となっている。

エシュロンは、電話やファクス・電子メール・携帯・スマートフォンなど、世界の国際通信のほとんどすべてを、いったんそっくりシステムの中に取り込む。
そして、キーワードを入力すると、それを含む通信だけを抽出し端末に表示するという、ネットの検索システムのオバケみたいなものだ。
今や、アメリカとその同盟国のシステム全体で、1日に30億本の電話や電子メールを処理する能力を持っている。
大きなパラボラアンテナは、その大きさや方向を隠すために、写真のようなドームに覆われている。
こういうものが、三沢基地にはいくつもある。
また、東京・青山の星条旗新聞社の地下には、海軍の通信傍受基地があるそうだ。

そういうわけで、今や日本の政府や国会議員のやり取りはダダ漏れだ。
たしかに、文字はネットを介せば単に数字とアルファベットの組み合わせに過ぎないし、ほとんどの国の文字が表示できるようにもなっている。
便利だからと、何でもかんでもネットに上げたり、クラウドにするというのも考えものだな。

政府は交渉、交渉と言うけれど、電話や携帯は傍受するわ、ネット上の情報はGoogleに総ナメだわ(YahooもGoogleの検索エンジンを使っている)、そんなスパイみたいなことってアリ?と思うけど、アリかナシかは別にして、アメリカとはそういう国なのだ。

ちなみに、中国では「治安公安経費」が軍事費より多い。
そのほとんどは、ネットの調査に使われ、数万人という人が24時間体制で働いている。
主に、共産党への批判を潰すためらしいが、目的は違っても、両国がそこまでネットにお金を使うのは、ネットというものの影響がそれに匹敵するものだからだろう。
( ↑ ここの部分は、思想家の内田樹氏が、「中国で最も有名な日本人」と言われている加藤嘉一氏から聞いた話をブログに書いたものから一部拝借)

「経済競争にはルールが必要。
しかし、一旦戦争になればルールはない。
今、アメリカがしかけて来ているのは、経済戦争なのだ。
日本政府は、アメリカとはどういう国か、本当の狙いは何かに対しての研究が足りない」
菅沼氏は、そう指摘している。

アメリカで言うとCIAで、外国の情報を収集し分析し、政府に建言するようなところのOBがこう言ってるのに、今の政府がTPPにノリノリって…現役の公安調査庁の人はなにやってんの?
by adukot_u3 | 2012-03-31 09:52 | TPP
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