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友達
 友達ってむずかしい。
 べつに何があったわけでもないが、改めて友達という人間関係を考えてみて、つくづくそう思った。なぜなら、友達ほど不安定な関係はないと思うからだ。

 家族や夫婦には戸籍がある。
 民法第877条第1項によると、『直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある』とあるから、仲が良かろうが悪かろうが、養う義務まで法律で課せられている。

 夫婦になるには籍を入れる必要があり、夫婦関係を終わらせるには籍を別々にする必要がある。親子関係に至っては、気づいたら始まっていて終わらせることすらできない。

 それに対して友達は、告白もプロポーズもなく始まる。
 一方が友達だと思っても、もう一方はただの知人だと思ってるかも知れないし、一方が、友達もう終わったなと思っても、もう一方はぜんぜん終わってないと思ってたりもする。要は、個人個人の気持ちひとつで決まるという、なんとも厄介な関係だ。

 籍を入れたり、法律で義務を課したりするのは、それだけ人間関係がもろくて移ろいやすいからだろう。その移ろいやすいなかで、手続きも告知もなく成立し、なんの義務も保障もない関係が友達だ。だからむずかしいのだ。

 そんなむずかしいものなのに、「♪友達100人できるかな?」なんちゅう歌も良くない。とにかくたくさんいないとダメみたいに思ってしまう。友達は、たくさんいればいたでいいし、少なくても全然OK。本人が気にしなければ、べつにいなくたっていい。

 ただ、恋愛と同じで、友達にも市場がある。
 モテる人はモテるけど、モテない人はモテない。これは、好むと好まざるとに関わらず自覚しとかないといけない。同じようなことなのに、恋愛では自覚できても、友達となるとなぜか鈍感になりがちだ。
 友達は、一夫多妻制の第二・第三夫人みたいなもので、ケアできる人だけがたくさん持ちゃいい話。
わたしは身の丈に合った数と質の友達がいれば御の字だ。
by adukot_u3 | 2010-07-07 23:02 | 日々雑感
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