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旧東京音楽学校奏楽堂
旧東京音楽学校奏楽堂_f0046622_2195653.jpg チケットをいただいたので、『妻鳥純子アルトコンサート』に行ってきた。
場所は上野の公園内にある旧東京音楽学校(現・藝大)奏楽堂
日本最古の木造の洋式音楽ホールで、重要文化財でもある。
実は、コンサートの内容にはあまり興味がなかったが、このホールに行ってみたくて出かけたのだ。

 妻鳥さんは、武蔵野音楽大学と玉川大学芸術学部の講師で、二期会にも所属されている大ベテランだが、人っていつまであんな声が出せるのかと、そっちにビックリだった。
まぁ、歌の良し悪しなんて、わたしわかるはずはないのだが・・・。
ちなみにこの「妻鳥先生」、「つまとり」ではなく、なんと「めんどり」さんと読むらしい。
初めて出会った名前。珍名好きなわたしにはとても嬉しい瞬間だ。

旧東京音楽学校奏楽堂_f0046622_2191721.jpg 名門ミッション系女子高の礼拝堂(そんなとこ入ったことないけど^^;)のような感じのこの舞台は、よくあるように右はじとか左はじとかから出入りするのではなく、正面のパイプオルガンの左右二ヶ所にあるドアを開け、数段の階段を昇って舞台に登場するちょっと変わったつくりになっている。
正面から見ると、ドアが異様に低く、小人でも出て来そうな感じだ。



 そんなドアから、満を持して登場した妻鳥先生。
黒いワンポイント模様のあるショッキングピンクの長いドレスに、頭にはピンクのメッシュをあしらう気合の入りよう。奏楽堂に合わせたクラシカルな衣装を期待していたわたしには、そこが少し残念だった。

旧東京音楽学校奏楽堂_f0046622_220259.jpg この日のコンサートは、ドイツ歌曲(リートと言うらしい)×アルトというちょっとマイナーなもので、曲もシューベルトの『魔王』と『野ばら』以外は知らない曲ばかりだったが、場の雰囲気も相まってか、素人のわたしでも意外と退屈せず楽しめた。
数回のアンコールで階段を昇り降りする先生の足元が、なんとなく危なげなのが気になったが。

 ホールの周りは、美術館や博物館、大学、動物園など昼間は人でいっぱいだが、夕方ともなると人通りもなく、本当に静か。
途中から降りだした雨が、雨どいを伝う音が、いい感じにかすかなBGMになっていた。
旧東京音楽学校奏楽堂_f0046622_0221969.jpg近代的なホールもいいが、こういうところで聴く音楽には、なんとなく音に丸みを感じる。
石造りと違って木造は大事に使っても限度があるのだろうが、なるべく長く使い続けてほしいものだ。
by adukot_u3 | 2009-11-03 02:20 | 演劇・演芸
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