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キターーヽ(゚∀゚)人( ゚∀゚)ノーーッ!!!
キターーヽ(゚∀゚)人( ゚∀゚)ノーーッ!!!_f0046622_90259.jpg去年の暮れに見つけてお正月に買いに行き、ガックリしてから苦節半年…(わたしは注文しただけで、なんにもしてないけど)。
今の気分はまさにタイトル通り!


beforeafter風に言うなら・・・
なんということでしょう。直径13.5cm、厚さ約1cm。
この、黒漆のあたたかな光沢の上に刻まれた、金色の溝が織りなす風雅な世界。
光の加減で複雑に変化するこの匠の業は、今まで殺風景だった部屋をあっという間に和の香り漂う、くつろぎの空間へと変化させるのです。ってな感じ。

キターーヽ(゚∀゚)人( ゚∀゚)ノーーッ!!!_f0046622_905951.jpg送られて来たら早速、上生和菓子を乗せて、眺めながらちょっといいお茶を飲むぞー!と思っていたのに、しばらくはただ眺めてはしまい、おもむろにまた開けて眺めてはしまうを繰り返していた。
そして、今日やっとお菓子を買って乗せてみた。本来なら秋草は時期外れなのだろうが、梅の黄緑色とピンクの花模様がなんとも言えず可愛らしい。
3,500円のお皿ひとつで、こんなに優雅なお茶の時間を過ごせるなんて、なんと安い贅沢だろう。今日び3,500円では、ちょっと気の利いたTシャツも買えないぞ。




キターーヽ(゚∀゚)人( ゚∀゚)ノーーッ!!!_f0046622_911840.jpg能登半島には似たり寄ったりの小さな漁港がたくさんあって、水揚げ高や町の大きさなど、意味のないどんぐりの背比べをよくするのだが、こういう伝統工芸を目の当たりにすると、「負けたな」と思う。
もっとも、輪島は漁業よりも北前船交易で栄え、曹洞宗大本山總持寺(神奈川県に移転し、現在は祖院)も近いため、それに伴う人の出入りに乗じて輪島塗を全国へ広めるなどしていて、まぁ早い話が最初から負けてるんだけれども。

キターーヽ(゚∀゚)人( ゚∀゚)ノーーッ!!!_f0046622_912947.jpgそういえば、2年前に起きた地震のあと、廃業する職人さんが続出したとき、あのルイ・ヴィトンが、復興を支援するために輪島塗とコラボレーションでモノグラムの小物入れ(200個限定)を作り、収益を寄付してくれたのだった。
それもこれも、輪島塗という技術が世界で認められるレベルのものだからだ。
もちろん、水揚げ何トンは漆以上に生活に必要なものだということは百も承知だが、こういう文化的なものが地場産業にあるというのは、やはり素晴らしいことだ。

【石川県輪島漆芸美術館/ミュージアムショップ】
ずっと変わらなかった多用皿の写真が変わっている。
たぶん、わたしのせいだ。
ないものを注文されちゃかなわないと、美術館もようやく気づいたようだ。
いいことだ。
by adukot_u3 | 2009-05-31 09:02 | アート
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