カテゴリ:能登半島( 44 )
キリコ会館
新しくなった輪島のキリコ会館に行った。
ものすごく天井の高い建物の中は、キリコがずらーっと並んでいて壮観。
そんなに広くはないけど、迫力があって見ごたえ十分。
ちなみに大人620円だけど、それぐらいの価値はあると見た。
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by adukot_u3 | 2015-04-10 17:52 | 能登半島
地味な能登めぐり(2)
地味な能登めぐり第2弾。
茅葺庵・三井の里に行った。
茅葺庵・三井の里とは、元々山間にあった築150年を超す茅葺きの旧家を移築し、道の駅ライクな感じにしたもの。移築先も山間だけど。
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きちんと手がかけられていて非常に美しい。

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秋の風に揺れている薄紅のコスモス。

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後ろ姿は母。

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磨き上げられ黒光りする廊下

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メニューは一種類。素朴で美味しい定食800円。

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完食。

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おじさん稲刈りの真っ最中。

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田舎に来て半年。
だんだんと疲れてくるのはどういうわけだ。
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by adukot_u3 | 2013-10-05 22:44 | 能登半島
地味な能登めぐり(1)
こちらに住んでまだ日の浅いわたしは、なんでもない日々の風景にいちいち感動することが多い。
昼下がりの誰もいない魚市場とか、仕事帰りのまったく波のない鏡のような海面とか。
そういう感覚がなくならないうちに、折にふれて写真に撮って行こうと思う。

まずは第一弾。
能登町・長尾(なご)。
ここは、海沿いの小さな集落の中に、小さな入り江がある、ほんとに時が止まったような感じのする所だ。
夏の炎天下に行ったせいで風情がイマイチだったので、秋になったらまた行ってみようと思う。
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by adukot_u3 | 2013-08-28 23:12 | 能登半島
金蔵万燈会(かなくら・まんとうえ)2013
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金蔵万燈会に行ってきた。
海に囲まれた能登半島のなかで、海に面してない山深いところにある金蔵地区は、室町時代に全村焼き討ちにあうという悲しい過去を持っている。
その霊を慰さめるために始まった、集落全体をガラスのコップに入れたキャンドルで照らそうという、町おこしを兼ねたイベントが万燈会だ。

今年は仕事で疲れて行かない可能性もあったので、誰も誘わなかったら、結局ひとりだった。
オランウータンのように単独行動が基本のわたしだが、金蔵万燈会は暗すぎてさすがにひとりは怖かった。
途中、道を間違えて、目を開けてもつぶってもおんなじという真っ暗闇に迷い込んでしまった。
そんな経験は、長野の善光寺の「戒壇めぐり」以来だ。
来年からは誰かを誘おうと思った。

怖いとは言え、イベントなので人はたくさんいる。
こじまんりとながら、夜店も10軒以上はある。
ステージでは、歌を歌ったりもしているし、5つのお寺さんではそれぞれ、ガラスのカップに入れたろうそくの炎が並べられていて、相変わらず風情があって美しい。
でも、明暗のコントラストがあまりにも強いせいで、ろうそくの炎の周りの暗闇がさらに強調されて、今年はとにかく暗さが際立って見えた。
たぶんひとりで行ったせいもあるだろうな。

「電気がないとこんなにも暗いんだなぁ」とか「月って明るいんだなぁ」とか、「昔の人が和歌で月のことを詠った気持ちわかるなぁ」とか、いろんなことを考えた。
人と喋りながらも楽しいけど、こういう、一人じゃないと感じられないことがあるから、単独行動はやめられない。
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境内に並べられた燈籠とガラスのカップの明かり。

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ろうそくの明かりが草の緑を映す、えもいわれぬ美しさ。

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あぜ道沿いに掲げられた明かり。
肉眼ではもう少し明るさを感じられるが、間違ってたんぼに突っ込んでしまってもおかしくないほど暗い。
今年は、道の辻に、大学生のボランティア?たちが、ミニライトを無料貸し出ししていたほど。

写真は撮ったものの、たぶんわたしが感じる1/10も伝わらないだろう。
来年は、もう少し上手に写真を撮りたいな。
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by adukot_u3 | 2013-08-21 12:18 | 能登半島
あばれ祭り2013
f0046622_23181432.jpg恒例、あばれ祭り。
あまりに忙しすぎて、あっと言う間に終了。
おまけにどしゃ降り…。

♪ど~しゃぶり~の雨のなかぁ~で
ってぜんぜん関係ないけど(笑)
祭り恒例のカラオケにも行けなかったので。


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by adukot_u3 | 2013-07-11 23:18 | 能登半島
秋の一日

親戚の法事で実家に行った。
ついでに「きのこ狩り」にも行った。
本当は「きのこ狩り」なんていうお上品な言い方はせず、「こけとり」または「こけぼり」と言う。

晴れ渡った秋空の下、山のてっぺんの枝豆畑。
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能登半島は平地が少ないので、一面の田んぼとか、畑とかを見ることはまずない。
畑があっちに少し、こっちに少しと、棚田のように立体的だ。

お目当ての「しばたけ」は、しげみの落ち葉が積もったところに、こんな感じに生えている。
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しばたけ今の時期はこの「しばたけ」のほかに、「ごっさかぶり(正式名「くりふうせんたけ」で)」や「しもおこし」などなど、大きな市場には出ないために都会の人が目にしたことのないようなきのこがじゃんじゃん穫れる。
それらはなにもせず自然に生えてくる、まさに山の恵み。
お金も払わずに食材が手に入って、おいしいおかずが食べれるなんて、なんとまぁ豊かなことか。
新米で炊いたごっさかぶりの炊き込みご飯なんて、それ以外なにも要らない美味しさだ。

もうひとつ、能登半島の利点は熊がいないこと。車で30分も行けば必ずどこかの海に出るので、それほど深い山はない。
(↑ ごっさかぶり)
(↓ しもおこし)
しもおこしきのこに集中すると、つい奥へ奥へと入ってしまって気づくと周りの人から離れてシーーーンとしたところに一人ポツーンという怖いことがままある。
でも、どんなに奥に分け入っても熊に遭遇する心配がないという安心感は、山に不慣れなわたしのような者にとってはありがたい。

こういう大量生産でない自然に近い食材を口にすると、自然に対する畏怖だろうか?ふだんグルメ記事を見たり、あれが美味しいだのこれがマズいだのと言っている自分がなにか、食べ物に対してとても卑しい人間のような気がする。
とはいえ、またグルメ記事を見たり、あれが美味しいとかマズいとかは、相変わらず言うんだけども…。
農業の実際を知らない人間が、聞きかじりでしたり顔をするのもどうかと思ったので、TPP関連のことについても農家の方に直接聞いてみた。
そこでわかったのは、同じ農業でも、自家用にだけ作っている農家と、出荷して売り物にするために作っている農家では大きく違うということ。

収穫後には毎年タネがとれるのに、それを使わずに毎年タネを買うとは、なんともったいない!と農業を知らないわたしなんかは思っていたが、収穫後のタネから一定の品質のものを育て上げるというのは、実は農家さんでもけっこう難しいのだそうだ。
毎年とれたタネから育てているのは、数少ない自家用の農家だけで、出荷用を作っている農家は、今も毎年タネか苗を買っているそうだ。
確実な現金収入のためには、規格に合ったものを作らなければならず、収穫したタネから育てるというような確率の低い農業はできないらしい。
それもこれも原因は、わたしたち消費者が見てくれの悪い野菜を買わないことにある。

そういうわけで、タネを毎年買う必要があるのはTPPとは関係ないことはわかったが、長年農業で生計を立てている方は、やはりTPPには否定的だった。

そのほか気になったのは、セイタカアワダチソウの異常繁殖。
稲刈りの終わった田んぼや川原が黄色くなっていた。
外来モノなので繁殖力が強く、福島でも問題になっている。(11月25日福島民報)
こういう外来種が従来種をおびやかすの図は、どうしてもTPPと重なって見える。

そういえば昔、女優の十朱幸代さんが『セイタカアワダチソウ』という歌を歌ってたなぁ。
どういう草か知らなかったときは良かったが、こう朦朦と生えて迷惑なものとなってくると、今後はまず聴くことはないだろうな。
今までもあんまり聴いたことはないけど。
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by adukot_u3 | 2012-10-26 12:50 | 能登半島
老後計画、頓挫。
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またまた『あばれ祭り』の季節がやってきた。
今年はおにぎり当番などで、なにかと慌しく、たいした写真も撮れずに、あっという間に終わってしまった。

次の日、実家の近くにある別荘地に散策に行った。
都会からのリタイヤ組の方々が多くお住まいのこのあたりは、静かな入り江に面していて、なんと小さなヨットハーバーもあって、田舎にしてはかなり小洒落ている。

老後は、山と海に囲まれた静かなこの土地の余った狭小地にログハウスキットで自前で家を建て、畑を耕しつつ本を読み、魚を釣り海に潜り、ときどき近所の温泉につかり・・・そんな風に暮らせたらいいなぁと漠然と考えていた。

f0046622_1251056.jpgしかし、そんなわたしの前を、ゆうゆうと這っていく1m以上はゆうにあるアオダイショウ。
ギャーーーッス!!
海と山に囲まれるということは、この方が家にいらっしゃる可能性が非常に高い暮らしということでもある。
下のコンクリートの亀甲模様に沿って、うねうねと体を微妙に波打たせている様子は、キモ過ぎてとてもじゃないが長く正視できるものではない。
う~む・・・これはちょっと考えを改めねばならんな。

わたしは田舎もののくせに港のそばの商店街で育ったので、陸のヘビは遠足や探検に出かけたときに見かけるぐらいで、とんと馴染みがない。実はホタルすらも見たことがないのだ。
海のものは、海ヘビだろうがサメだろうがウツボだろうが、それほど怖くはないのに。
はてさて、どうしたものか・・・。
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by adukot_u3 | 2012-07-12 23:52 | 能登半島
能登半島・春の風景
連休は実家の能登半島で過ごした。
この時期、山々は一斉にうすいグリーンのグラデーションに包まれる。
この美しさだけは、ほんとうに言葉では言い表せない。

こんな美しい山があり、美味しい魚のとれる海があり、人情があり。
しかし、わたしはいったんここを「捨てた」。
どんなに素敵なところでも、そう思える心の余裕があればこそだ。
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半島真ん中あたりの田舎で。畑の草焼き→


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←ふき


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←菖蒲畑のおたまじゃくし。でかい。


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朝イチの水揚げ→


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船のイカリのような形をしたイカリソウ→


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←こでまり。咲いたばかりなのでまだ緑色。

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←珠洲「大谷川の鯉のぼりフェスティバル」要らなくなった鯉のぼりを寄進するので、年々規模が大きくなっている


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→能登半島最先端、狼煙(のろし)の灯台。いまだ現役。


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灯台のなか。警備のおにいさんに「登るのは3歳のとき以来です」と言ったら「20年前ですね?」と言われ、一同大爆笑!→


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←灯台より日本海をのぞむ


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←そこらの畑に生えてるよもぎだけを使った自家製草餅。もちろん美味しい。
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by adukot_u3 | 2012-05-04 13:42 | 能登半島
里山里海ロゴマーク決定
能登半島が世界農業遺産というものになって、そろそろ1年。
このたびロゴマークが決まった。
募集してることは知っていたけど、見たときにはもう締め切り間際で、それでも一応は考えてみたものの、これというのが浮かばないまま、タイムアウト!
応募数が少なかったらどうしようと心配していたが、そんなことは杞憂で、全国から数百もの応募があったらしい。
f0046622_025592.jpg決まったのはこれ。
わたしが考えていたのより、ぜんぜんかわいらしい。当然か。
欲を言えば、周りの文字が少々堅い気が・・・まぁそれは、あくまでも欲を言えばの話。

今まで、あることすら知らなかった世界農業遺産。
自分とこの田舎が認定されたことで、改めていろいろ考えることが多くなった。
能登半島以外にどこが指定されているのかと思ったら、チリ、ペルー、フィリピン、インド、タンザニア、ケニア、アルジェリア、チュニジア、中国4ヶ所
能登半島には、大きな港があるわけでも、広々と続く平地があるわけでも、大きな川があるわけでもない。実はないないづくし。でも、大規模なことをやろうとしなければ、そういう環境でも十分に農業や漁業はできるのだ。こうした身の丈に合ったやり方は、これらの国々と相通じるものがあり、わたしたちがこれから考えなくてはならない価値観だと思う。

世界遺産には、文化の果実や、人の叡智、財力を結集した、素晴らしい遺跡や建造物がたくさんある。多くの人々の関心を集め、経済効果もある。
でも、この世界農業遺産の認定は、それとは逆に、農村や漁村で暮らす名もない人々の暮らしそのものに対してなのだ。

こういうものに認定されると、なんとなく朴訥とした人が多いように思われがちだけど、総じて人々はかなりお喋りで明るく、そして強い。
大陸との交易や、北前船の往来、遠洋漁業で栄えていた頃の名残りなのかも知れない。
そういうギャップもまた、魅力のひとつだ。

能登の里山・里海ポータルサイト

【写真家・織作峰子さんによる「能登回廊100選”詩季織々”」】
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by adukot_u3 | 2012-02-24 01:10 | 能登半島
思いがけない出会い
帰省の際、金沢駅の駅ビルで友達と土産モノを物色していた。
金沢でも老舗のひとつに数えられる、とあるお店のブースに入ると、同じ町出身で、今は実家を引き払って金沢で生活している、ひとつ年下の女性にバッタリ会った。オープン以来ここで働いているのだと言う。
ショーケースを間に挟んで、3人でひととき昔話に花が咲いた。

実は、この女性とは今まで直接話をしたことはない。でも、狭くて人口密度の高い町で、小中(高)までほとんど同じ顔ぶれで生活していれば、約200人の同級生はもちろんのこと、兄弟姉妹の同級生や、商店街の家々の家族構成など、町の人のだいたいの顔はわかっちゃうものなのだ。
地元にいたら、話をするでもなく、ただの顔見知りで終わったかも知れないが、そこから同じ県内でほんの2時間ほど離れただけで、こんなに懐かしく思えるとは・・・。
帰り際、「賞味期限短くてどうせ処分するから」と内緒で、とある商品をタダでくれた。それじゃ悪いからと、わたしも少しだけ買い物をした。

奇しくも金沢は室生犀星の出身地。ふるさとは”悲しくうたふもの”、”うらぶれて異土の乞食となるとても帰るところにあるまじ”とうたった強烈な望郷の詩や、望んでもいないのに、ふるさとを離れることになってしまった原発被災者の方々のことを思いつつ、彼女からもらったものをしみじみ美味しくいただいた。

本当はその商品とお店を大々的に宣伝したいところだが、彼女に不都合があると困るので、言えないところがつらい。今度帰ったときにでもまた寄ってみようと思う。
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by adukot_u3 | 2012-01-06 18:52 | 能登半島