歌好き地図好き散歩好き。モットーは『自分で調べて自分で考えて、なるべく自分の事は自分でやる』。さそり座、黒ひょう、AB型女。
by tambow
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カテゴリ:韓国ドラマ( 4 )
韓国ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』
『イ・サン』見てる人ならきっと面白い、その時代の学園モノ。


トキメキ☆成均館スキャンダル韓国ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』を見た。
「女子禁制の名門校・成均館に入学した男装のヒロインと、国の未来を担う若きエリートたちとのラブロマンスと友情の物語」だが、なんか最近の韓国ドラマ、男装モノ多くないか?

いわゆるラブとコメディだけの現代劇が苦手なので「美男〈イケメン〉ですね」や「コーヒープリンス1号店」は見てないが、これらも男子の中にひとりだけ女子が男装してるやつだった。男装流行りか?
『トキメキ☆成均館スキャンダル』もラブロマンスとあったので、最初は見るのにちょっと躊躇したが、舞台が時代劇だったのでとりあえず見始めたら、すっかりハマってしまった。

たしかにラブロマンスではあるが、学問とは何か?国や役人はどうあるべきか?統治とはなにか?学生の自治とは何か?真の男女平等とはなにか?
日本の時代劇ではまず出てこない硬派なテーマが、そこここにちりばめられていて、単なるラブコメとは明らかに一線を画している。

韓国時代劇を見ていていつも感心するのは、人が生きて行くうえでぶつかる様々な問題をドラマにいくつも盛り込んでいるにもかかわらず、散漫にならずに上手にまとめ上げるその力だ。
日本の時代劇には、そういう社会性が決定的に欠けているように思う。
最近では、『仁─JIN─』という医者もののドラマが、『Dr.JIN』というタイトルで韓国でリメイクされているようなので、日本の時代劇も少しは変わって来たのだろうか?

とはいえ韓国でも、『Dr.JIN』の放送後のコメントに、乳がんの触診のシーンを「年齢制限が15歳のドラマでどういうことだ!」とか「親子で見ててきまりが悪かった」というのがあって、歴史や慣習があるとは言え、韓国では未だにわたしの小学生の時の感覚とおんなじなのにはビックリした。


『トキメキ☆成均館スキャンダル』の主役「イ・ソンジュン」を演じるユチョンは、元・東方神起のメンバーで今はJYJというグループのメンバー→
東方神起は5人だったのが、3人が離脱してJYJに、残った2人が東方神起として活躍しているらしい。
東方神起やJYJのことはよく知らないが、ユチョンの演技力は、単なるアイドルを超えていると思う。

堅物で気難しいが正義漢の「イ・ソンジュン」、粗野なようで実は硬派で純真な「ムン・ジェシン」、一見プレイボーイのチャラ男なようで、実は友情に篤い「ク・ヨンハ」、男装のキム・ユニを囲む面々は、超魅力的。
韓国でも”成均館病”という造語が流行するなど、社会現象になるほどの人気だったらしい。


←伊達男、ク・ヨンハ
         硬派のムン・ジェシン→
プレイボーイの「ク・ヨンハ」は、おしろいの香りで下着の色を当てるとか、「ムン・ジェシン」は硬派のわりに女性の前ではしゃっくりが止まらなくなるなど、キャラクター設定に、少女向けのコミックを参考にしているのか?と思うほどツボをしっかりと押さえている。
20話という韓国ドラマにしては気軽に見れる長さなので、ひととき”成均館病”になってみるのもいいかも。
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by adukot_u3 | 2012-07-13 15:52 | 韓国ドラマ
韓国ドラマ『風の絵師』(途中ネタバレ)
韓国ドラマ『風の絵師』、いやぁ、面白かった!
でも、少々物足りない気が…20話で物足りないなんて、カンペキ、韓国時代劇に毒されてる。

時代は18世紀の李氏朝鮮。
国の行事や王室の絵を描く「図画署」という部署を中心に描かれている。
今で言うと、報道記録係と文書管理係を足したみたいなものか?

そこに実在した2人の天才画員、キム・ホンドとシン・ユンボク。
歴史上は2人とも男だけど、ここではユンボクが女だったという仮定のもと、男しか入れない図画署に、男装して潜入しているというところから始まる。

公式サイトでは、ふたりの愛と運命の物語と書かれてはいるが、そういう訳で、話の半分ぐらいまでは男同士で、男の方はそれを知らないという、まぁ普通ではあり得ないような、ちょっと宝塚チックな設定だ。
それに、実はボンドはユンボクの亡くなったお父さんの親友なので、年が親子ほども離れている。しかもホンドはそれほどイケメンでもない。いわゆる韓国ドラマにありがちな愛の物語とはちょっと毛色が違う感じ。

おまけに実は女性のユンボクと、美しい妓生(キーセン=芸者さん)が恋におちる。
彼女はカヤグムという琴の先祖みたいな楽器の名手なのに、どんなに一生懸命弾いたところで、酒席の男たちはろくに聴きゃしない。
そんななか、唯一演奏をほめてくれたユンボクに心を奪われちゃったのだ。
芸術家同士、シンパシーを感じるところもあったのかも知れない。

ところでこのカヤグムという楽器。
韓国時代劇の酒席では必ず出てくるもので、♪びよぉ~~ん、というなんか弦が緩んだみたいな音で「チューニングはこれでいいのか?」といつも気になっていた。
でも、いつ聴いても♪びよぉ~~んなので、これはこれで合ってるらしい。
気になりついでに調べたら、新羅琴という名前で、奈良の正倉院にも保管されてるらしいことがわかった。へぇ~。

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼この部分ネタばれ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
妓生は、後々ユンボクが女だったことを知ってショックで寝込んでしまう。罪作りなユンボク…。
でも、ユンボクが男装してまで図画署に潜入した理由というのが、かつて同じ図画署の画員だった父親の死が、陰謀によるものだったことを暴くためで、実は命がけのことだったのだ。

その後、ホンドとユンボクは、敵の悪事を白日のもとに晒して問題を解決し、師弟愛とか同士愛のようなものは、次第に愛情へと変わって行く。
二人のお陰で自由の身となった妓生は、気持ちは変わらないことをユンボクに言い残して、旅立って行く。

さて、ホンドとユンボクはハレて結ばれるのかと言うと、そうでもなく、最後は三者三様、いわゆるハッピーエンドとは違う微妙なところに着地。
でも、わたしは意外とこういう結末好きだな。
そう言えば、実在した妓生を描いた『ファン・ジニ』もそんなような終わり方だった。
韓国ドラマ見ない人には、チンプンカンプンだろうけど…。
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『ファン・ジニ』のハ・ジウォンさんも妖艶でキレイだったけど、ここで妓生やってる、ムン・チェウォンさんがまた超キレイ。
韓国時代劇を見始めた頃は、このモリモリした髪型のどこがいいのかと思っていたのに、今や見慣れてしまって「豪快でいいなぁ」とすら思ってしまう自分がコワい。
そして、その妓生にゾッコンで身受けまでした悪党リュ・スンリョンさん、勘三郎さんに似すぎ

主役・ユンボクのムン・グニョンさんも、何も知らなければ男装は凛々しく、途中の女装(?)もキレイなんだけど、ソン・スンホン様主演の『秋の童話』での子役を見てるので、「大きくなったねぇ」という親戚のオバちゃんみたいな感想の方が先に立ってしまう。「安達祐実ちゃん大人になったね」みたいな感じ。

日本の時代劇って、ヒーローが悪者を成敗するパターンのはたくさんあるのに、こういうお城の中の、特殊な部署がクローズアップされるのってあんまりないのはなんでだろう?一話完結か、時代劇スペシャルしかないからかな。

韓国時代劇だと、例えば『チャングムの誓い』なら、王室の料理番や医局など、けっこうマニアックなところが舞台になったりするのに。
料理番のときは、3分クッキングみたいなことをしてみたり、医局のときは、ツボや体のしくみ、漢方薬の話など、『おもいっきり…』とか『あるある…』みたいな小ネタが出て来たりして、ストーリーの中のちょっとした箸休めになって楽しい。
この『風の絵師』でも、2人が描いた本物の名画が随所に出て来て、描き方や鑑賞の仕方を解説したりするのが『鑑定団』や『日曜美術館』みたいで興味深い。

他にも、女性たちを普段の家事から解放するために、山の中で男子禁制の場所を作って、女性たちだけで温泉に入ったりブランコで遊んだりして、のんびりするという不思議な行事が出てくる。
入り口には男が入らないように護衛官が付いているので、どうやらちゃんと決められた行事っぽい。今で言うと、母の日に日帰り温泉に行くみたいなもんなのかな?

韓国ドラマは、こういう、観る人を飽きさせないしかけが上手いなぁと思う。
ただ、視聴率がいいと、ストーリーの整合性よりもドラマを続けることを優先するから、急に不自然に誰かが死んだり留学したりして、ヘンなところもたくさんあるけど。

日本のお城の中にだって、いろんな部署があったんだろうから、こういうちょっと変わったところが舞台のドラマがあってもいいのに。
そしたら時代劇も少しは人気が出るんじゃないかな。
わたしが知らないだけで、もうあるのかも知れないけど。

ただいまのわたしの中の韓国時代劇ベスト3
1.王と私
2.朱蒙(チュモン)
3.風の絵師

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by adukot_u3 | 2012-02-11 01:04 | 韓国ドラマ
韓国ドラマ『王と私』
王と私内侍(ネシ)と呼ばれる宦官(去勢された宮中の役人)を描いた韓国の王朝ドラマ、『王と私』。
去勢とは、早い話が男性の性器を切断してしまうこと。阿部定の相手の男性は亡くなっているから、たぶんそれはほとんど死ととなり合わせだ。

最初はただの刑罰だった。それが、去勢すると力も弱くなって武力蜂起の心配はないし、なにより王に仕える周りの女たちと間違いを起こすこともない。これは使える・・・ということで、王の身辺の重要な仕事にかかわることが多くなった。よっぽど使い手が良かったのか、そのうちだんだんと権力を握るようになり、一種の特権階級となっていった。

下層階級の子供は、口減らしのために、内侍になるための寺子屋みたいな予備校に売られたり、出世のために自ら進んで去勢をして内侍になるものも多かった。彼らにとっては、それだけが貧乏から抜け出す唯一の方法だったのだ。

当初は、内侍になるということは、金や権力と引換えに男でも女でもない便利な存在になることだったが、宮廷内で力をつけるうちに、なんと内侍なのに奥さんをもらい養子ももらい、名家としてその政治的地位を世襲させるようになっていく。派閥があったり世襲に躍起になったり、去勢はしたけど女遊びもする・・・まったく今の政治家とおんなじだな。人っていつの時代も権力を握るとやること一緒なんだなぁ。

妻を娶り子を持ち、高い社会的地位と財産を得てもなお、陰では嫉妬混じりに「種なし」と言われバカにされている。内侍たちはそれを知っているからこそ、有無を言わさぬ経済力と政治力でそれらをねじ伏せ、なによりも内侍府(ネシブ・内侍の役所)の存続に固執する。内侍府がなくなれば、ただの「種なし」になることは本人たちが一番よく知っているからだ。

『王と私』は、そんな内侍が絶大な権力を握っていたころのお話。
主人公のチョソンは王族の家に仕える貧しい家の子だが、王族であるソンジョン、貴族の娘ソファと幼いころからの仲良し。チョソンもソンジョンもソファのことが好きなのだった・・・。

成長したソンジョンは国王となり、ソファは側室に請われて王宮に上がることになった。どうにもならないとは知りつつ身分違いの恋に苦しむチョソン。そして、初恋の人を守るために彼がとった行動は・・・自ら去勢し、王室付きの内侍となって生涯を捧げることだった。
あぁチョソン、なんてことを・・・(T_T)。

内侍となったチョソンはなんと、国王ソンジョンと初夜を迎えるソファを、王の御寝所まで背負って行くという役を命じられてしまう。御寝所まではソファは目隠しをされているので、背負っているのが誰かはわからない。背中にソファのぬくもりを感じながら初夜への道を歩くチョソン・・・。運命とはいえ、なんて残酷なのだろう。

この先、チョソンの献身はさまざまな場面に登場する。もちろんそれは当のソファすら知らない。決して叶うことのない身分違いの恋のために、ひたむきに生きるチョソンの姿はひたすら強く美しく、そしてあまりにも哀しくはかない。
『王と私』はフィクションかも知れないが、内侍はたしかに実在した。彼らを見ていると、人間の業というものを改めて考えさせられる。



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by adukot_u3 | 2010-03-29 01:25 | 韓国ドラマ
韓国ドラマ『朱蒙(チュモン)』
朱蒙の写真韓国ドラマ『朱蒙(チュモン)』81話を観終わった。
最初は意味がよくわからず、いつ観るのやめようかと思っていたが、なんだか急に面白くなり、途中からはもう完璧ハマってしまっていた。
でも人にはあまり勧めない。
いったん観始めると、日常生活に支障を来たす可能性があるからだ。
わたしも、最終話が近づくに連れて来たしまくっていたZZzz・・・。

 このドラマは紀元前という設定が珍しい。
漢によって国を滅ぼされ、流民となった者たちを率いて再興を誓う英雄ヘモスが志半ばで倒れた後、その息子チュモンが遺志を継いで高句麗を建国するまでを描いた歴史超大作だが、制作費はなんと約50億円!
視聴率は50%を超える大ヒットとなったらしい。
歴史の授業のとき、「高句麗・百済・新羅」と呪文のように唱えさせられたが、こういうドラマを観ていたら、もっと興味を持って勉強できたに違いない。
それにしてもドラマで50億とは…。
南楊州総合撮影所とか作っちゃうし。やることでかい。

 紀元前といっても100年ほどなので、日本で言えば弥生時代あたり。
はて?そのわりに衣装が派手だったり、建物が立派だったりして、どう考えてもおかしい。
でも、水戸黄門だって実は諸国を巡ってないのに巡ったことになってるんだから、あんまりとやかくは言えない。とにかく、時代考証うんぬん関係なく81話を観せ切る骨太な力を、この『朱蒙(チュモン)』は持っているということだ。

 ヘナチョコだったチュモンが試練を乗り越えるたびに、どんどん男っぷりをあげ、器がでかくなって行くところには惚れ惚れするし、ヒロインのソソノの凛々しい美しさはため息もの。
戦闘シーンでの、ふたりの甲冑がまたカッコイイんだこれが。
あの甲冑を違和感なく着こなす(ってちょっとヘンだけど)にはやはり、それ相応の体格と面構えが必要だ。
じゃぁ日本人でと考えると・・・甲冑に負けそうな気がしてちょっと見当たらないが、三船敏郎あたりか。
そう考えると、チュモンが醸し出すスケールの大きさと、あのワイルド感は相当なものだ。

 そういうところ以外にも、無条件にいいなぁと思ってしまうシーンは多々ある。
例えば、親元から遠くに離れるときや戻ったときなど、土下座と見まごうばかりの挨拶をしたり、目上の人に対する礼儀に厳しかったり。
今の時代、そこまでする必要は全然ないにもかかわらず、やはりわたしにとっては、根底に流れるそういう基本ルールが、理屈抜きに心地よいものらしい。
いつも、「わたしはどうして韓国ドラマを見ているのか?」と疑問を抱きつつ観ているが、こういう如何ともしがたいところで惹かれるというのはたしかにあるなぁと思う。

 『朱蒙(チュモン)』は以前、BSだかCSだかでやっていたようで、そのときのコピーが「男がハマる韓国ドラマ」。
たしかに、以前観た『レッドクリフ』と似たような路線だから、ハマる人はハマるかも。
でもそんなの目じゃないけどね。
韓国ドラマはオンナコドモのものだと思っているような人にこそ是非観てもらいたい作品だ。
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by adukot_u3 | 2009-11-13 07:50 | 韓国ドラマ