カテゴリ:演劇・演芸( 45 )
文楽初体験
文楽の心中天網島(しんじゅうてんのあみしま)を見た。
素晴らしい!
なんで今まで見なかったのかなぁ…。
3人掛かりで操る人形の動きは自然で違和感なく、人形だから表情はないはずなのに、まるで感情があるみたいに表情が変わって見える。
どう見えるかはきっと自分次第なんだろうな。
人形に気持ちを見透かされてるようでちょっと怖い。
舞台美術が歌舞伎並みに豪華なのも、人形だということを忘れさせて危険だ(笑)

そうそう、この劇場は、俳優の仲代達矢氏率いる『無名塾』のホームシアターで、仲代氏監修の下に建てられている。
それほど大きくはないが立派な造りで、氏の思が伝わって来るいい空間だった。
能登演劇堂
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by adukot_u3 | 2016-03-01 19:56 | 演劇・演芸
十八代目 中村勘三郎さん死去


十八代目 中村勘三郎さんが亡くなった。
誰が亡くなっても言うことだけど、57歳はやっぱり早すぎだなぁ。
思えば、わたしが初めて歌舞伎を見たのは、当時まだ勘九郎さんだった勘三郎さんが「若者の町・渋谷から江戸歌舞伎を発信したい」と始めた1994年のコクーン歌舞伎の第1回『東海道四谷怪談』だった。

昔の芝居小屋の客席を模した平場席の前には、20トンの水が入った特設プールが設置されていて、お岩に扮した勘三郎さんがそこからびしょ濡れで登場したり、中村橋之助さん演じる民谷伊右衛門と勘三郎さん演じる佐藤与茂七とがプールの中で水しぶきをあげながら、大立ち回りを展開したり…。
堅苦しいものと勝手に思い込んでいたが、歌舞伎ってこんなに面白いものだったのかとビックリしたことを思い出す。

それに、1人2役のために戸板の表裏に別の役の衣裳がつけられている“戸板返し”や提燈(ちょうちん)から登場する“提灯抜け”、仏壇の中に人を引き入れる“仏壇返し”など、子供のころテレビで見たドリフターズの芝居の仕掛けのほとんどが歌舞伎のパクりだったことも、この時初めて知った。

それまでなんだか頼りない感じがしていた橋之助さんの、堂々たる伊右衛門の”色悪”ぶりにも感心したし、明るくて人懐っこい勘三郎さんの、オーラとか華とか、そういう簡単な言葉ではちょっと片付けられない、芸能というものをする人の中でも圧倒的に抜きん出た、人を惹きつける力にも驚いた。

今はなんだか伝統芸能という枠に奉られている感じがするが、本来の歌舞伎はバリバリ庶民感覚のものだったはず。
窮屈な枠からはみ出したこの日のハチャメチャな演出のお陰で、古いとか新しいとか関係なく、この人たちは心底芝居が好きな人たちなんだということをしみじみ感じた。

今では若手の染五郎さんなどが新作歌舞伎に挑戦したりして、昔のように歌舞伎が古いものという意識は無くなってきている。
その流れは、あのコクーン歌舞伎から始まったとわたしは今でも思っている。
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by adukot_u3 | 2012-12-06 00:54 | 演劇・演芸
フラワーショウ「ばら」さんが亡くなっていた
関西ローカルで活躍されている芸人さんの情報は、よっぽど大物でもない限り、なかなか東京にまで伝わってこない。
伝えても、ほとんどの人が知らないんだから当然か。

関西圏だった田舎のTVでは土曜日、小学校から帰る時間にはだいたい吉本のお笑いをやっていて、お昼を食べながらそれを見るのがいつものパターンだった。

子供のころから音曲漫才が好きだった。
特に、不細工だナンだと罵りあったりドツきあったりした後、見事な歌で〆る女性トリオ。
当時は『かしまし娘』全盛のころだったので、似たような女性トリオは他にもたくさんいたが、中でも『フラワーショウ』の「ばら」さんと、『ちゃっきり娘』の「秋美」さんがご贔屓だった。(ジャケット着てるのがばらさん、アコーディオン持ってるのが秋美さん、)

フラワーショウ
ちゃっきり娘

『ちゃっきり娘』の「ちゃっきり節」にのせた短いテーマ曲『♪ちゃっきりちゃっきりちゃっきりな ちゃっきり娘がとびだ~し~た~』は当然のこと、
『フラワーショウ』の「道頓堀行進曲」のメロディーにのせたオープニングとエンディングのテーマ曲なんて今すぐ歌える。
「♪ようこそ~ 皆さま~ ご機嫌よろしゅう~ 歌って~ 笑って~ フラワーショウ~ どうぞ~よろしく~願います~」
「♪それでは~皆さま~お元気で~またの会う日を楽しみに~それじゃ~皆さま~さようなら」
どうだ!何の役にも立たないけど…。

なんでわたしがこの人たちを好きだったか…今考えると、どうも小学生ながら生意気にも、そのパンチのある歌を楽しみにしていたフシがある。
今さらながらWikiで調べてみるとやはり、『フラワーショウ』は浪曲、『ちゃっきり娘』は名前のとおり、民謡から出ている人たちだった。
同じトリオの女性音曲漫才師でも、『かしまし娘』があまり好きじゃなかったのは、あまり『パンチ』のある歌い方ではなかったからだと思われる。

その『フラワーショウ』のばらさんが6年も前に亡くなっていた。
このトリオは、平成元年にツッコミ担当だった「ぼたん」さんが琵琶湖で亡くなられていて、その後どうなるのかと思っていたら、ばらさんとゆりさんの2人で、芸風を変えて新たなフラワーショーとして頑張っていることを風の便りに聞いて安心していたのに。

今のようなシニカルな笑いと違って、誰にもわかりやすくて、強烈に罵倒し合いながらもどこか温かみのあるいい漫才だった。
歌だってそんじょそこらの歌手顔負けだった。
ああいうタイプの漫才はもう見ることはできないだろう。
時代の流れなのだろうが、そう思うと無性に寂しくなる。

ググりついでにみつけた、ばらさんのシングル【幻のブルース】
これこれ、と往年のパンチの効いた歌を聴いて大満足。
作詞・作曲がなんとあの、「夜のブラームス」こと藤本卓也さん。

そしてもっとビックリしたのが編曲。
こちらは宝塚の名曲を数多く提供されている「宝塚のブラームス」こと作曲家の高橋城さん。
ばら・藤本卓也・高橋城・・・なんとも私好みな布陣だ。


この【幻のブルース】、なんとあの「大西ユカリと新世界」がカバーしている。
わたしとしてはやはり、ばらさんのパンチに軍配を上げてしまうが、こうして歌い継いでくれる人がいるということは、ありがたいことだ。

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by adukot_u3 | 2012-07-23 22:36 | 演劇・演芸
新『ミス・サイゴン』

ミス・サイゴンポスター7月1日から、ミュージカル『ミス・サイゴン』がまた始まる。
舞台上にヘリコプターが降りて来たりなど、セットが大掛かり過ぎて、今までは帝劇でしかできないと言われていたが、舞台装置を簡素化し映像を駆使したハイテク仕様にすることで、全国11都市での公演ができるようになったらしい。

●ストーリー
アメリカ兵のクリスは友達に誘われて行った売春宿でキムと出会う。戦争で全てを失った彼女にとって、クリスは初めての客だった。
惹かれあったふたりは一緒にアメリカに渡ろうとするが、サイゴン陥落の混乱でクリスは1人で帰国することに。残したキムを気にかけながらも、エレンと結婚しアメリカで新たな生活を始めるクリス。

その後、キムが生きていて、クリスとの子供までいることを知ったクリスは、妻と共にサイゴンのキムを訪ねる。クリスに妻がいることを知ったキムは、子供をアメリカに行かせるために、クリスに会う前に自ら命を絶つ。自分が邪魔だと思ったからだ・・・。

なんか聞いたことある話・・・そう、オペラの『蝶々夫人』そのまんま。
要は、外国人の子供を孕んだが捨てられたというお話。
以前、とある声優さんと話をする機会があったとき、「『ミスサイゴン』はアメリカに都合よく描かれているから嫌いだ」と仰っていた。
最後まで描かれてはいないが、キムが死んだあと、たぶんクリスとエレンはキムの子供を養子にして育てて行くのだろう。
声優さんが嫌いだと言ったのは、見た人が、「あぁ良かった。めでたしめでたし」と結果オーライだと思ってしまうからだろうか?
そのへん突っ込めなかったので、真意はよくわからないけど。

わたしは『ミス・サイゴン』がアメリカに都合良く描かれているとは思わない。
世界の警察だかなんだか知らないけど、結局戦争したおかげで、そのあと、何十年もベトナムの人が苦しんだのは事実。
子供を引き取ったぐらいで、めでたしめでたしなんて全然思えない。
世界中の富を集めておいて、後から慈善事業に勤しむどこぞの企業みたいで、逆にムカつく。
『蝶々夫人』は単純に遊ばれただけだけど、『ミス・サイゴン』は、ふたりの間に中途半端に愛があったとしているところが余計にあざとくて、タチが悪いとすら思う。
人の感じ方ってホントに色々だなぁと思う。

劇中歌「I Still Believe」は、クリスを思うキム、夫の隠し事に気づいた妻エレン、それぞれが「信じているわ~」とクリスに訴えかける歌だ。
はるか昔、本田美奈子さんが歌うこの歌に心臓を掴まれた。
彼女はまだミュージカルの世界に足を踏み込んだばかりの頃で、演技も歌も荒削りだったが、悲壮感すら感じる覚悟のようなものが垣間見えた。
今思えば、デビュー曲の「殺意のバカンス」の時から、周りのアイドルたちとは段違いの歌唱力を発揮していたから、アイドルという枠に収まることに、行き詰っていたのかも知れない。

当時は劇評もそれほど高くはなかった。
その後、あれよあれよという間に、歌姫の呼び声高いミュージカルスターとなった。
当初から注目していたわたしは、自分が何をしたわけでもないのに、してやったりと思っていた。
でも、その彼女ももう亡くなってしまった。


本田美奈子さんの後、キムを演じていたキャストの1人、知念里奈さんが、なんとなく薄幸な感じでキムにピッタリだと思っていたのに、モデルとできちゃった婚。子供が生まれて1年後に離婚。
急な妊娠で舞台を降板したから、仁義上、もうミュージカルは無理かと思っていたら、大丈夫なようで安心した。
舞台をあまり見ない人は、知念里奈さんは売れなくなってどっかに行っちゃったと思っている人もいるかも知れないが、大丈夫。
今や何回もキムを演じて常連のようになっているから。

知念里奈さんは、アイドルとして順調に活躍していたと思ったら行き詰って、ミュージカルに活躍の場を求めたところが本田美奈子さんとカブる。
そしてまた、シングルマザーというのがまた、キムともカブる。
それだけじゃなく、やはり本田美奈子さんのときに感じた悲壮感を、知念里奈さんも持っているような気がする。

劇中歌「I Still Believe」
この曲はやはり、どうしてもアジア人女性と白人女性の組み合わせが一番説得力がある。
そして、このふたりのバージョンが最も素晴らしい。
エレンが耳元で絶唱してるけど、クリスうるさいだろうな。

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by adukot_u3 | 2012-06-06 22:21 | 演劇・演芸
ミュージカル『エリザベート』20周年
芝居を見ない人には、なんのことやらわからないかも知れないが、世界各地で上演され、日本でも人気のミュージカル『エリザベート』が、初演からなんと20周年を迎えたことで再び上演されるらしい。
『エリザベート』は、世紀末のウィーンを舞台に、ハプスブルク家の皇妃エリザベートの生涯を描いたもの。
”死”を擬人化し、エリザベートがそれに魅入られたがために、生涯”死”の影がつきまとい、最期はその”死”と結ばれるという、独自な解釈によって展開する。

今でも忘れない。
旅先のウィーンで、雪の中をホテルに向かって急いでいたら、珍しく行列が出来ていて「いったいなんだろう?」と訝しんで通り過ぎ、日本に帰ってからそれがなんと「エリザベート」の初演のチケット販売だったことを知って地団駄踏んだことを…。

エリザベート劇場の脇を通ったときに見たポスターはこれ。「Elisabeth」と書かれたサイン風のロゴと、扇。
エリザベートが生前使っていたものらしいが、当時の私には、そこから彼女を思い浮かべる想像力は全くなく、「エリザベスって誰?」と通り過ぎたことが、今でも悔やまれる。
でも、宝塚歌劇で初めて観たとき、この難曲揃いの演目をよくもこなしたもんだ「宝塚やるじゃん」と、鳥肌が立ったことを憶えている。


f0046622_22521434.jpgこのエリザベートという人、ドイツのバイエルン公の娘として伸び伸びと育ったのに、オーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に見初められたために16歳で結婚。厳格な宮廷生活に耐えられず、旅行だの慰問だのと、しょっちゅう家を空けていたらしい。
美貌を維持することにかける執着心は尋常じゃなく、その壊れっぷりは、人が水の合わないところで無理やり生活することが、いかに非合理的なことかをつくづく考えさせられる。

そのへん、どこぞの皇太子妃になんか通じるものがあるようなないような…。
皇妃になるからには皇妃らしくしないとダメなんだろうけど、人間、やりたくてもできないこともあるんじゃないかなぁ。それを精神論でまくしたてられても…。

結局、エリザベートは王室に最後までなじめなかった。それが影響したかどうかはわからないが、息子ルドルフ皇太子は自殺、後年、自らも旅先のスイスの湖でアナーキストに刺されて亡くなってしまう。

狂王と呼ばれ、ルキノ・ヴィスコンティ監督で映画にもなった、バイエルン王ルートヴィヒ2世とも仲良しだったらしいので、何かしら通じるところがあったんだろうと思う。そう言えば、彼も湖のほとりで謎の水死を遂げている。

エリザベートもルートヴィヒ2世も、身近にいたらエキセントリックでかなり迷惑だが、だからこそなぜか惹かれる、不思議な魅力のある人たちだ。


ストーリー自体は断然、宝塚向きだと思うけど、ウィーンのは舞台美術・装置がすごい。舞台の床が何分割もされてて、それぞれが独自に動く。(DVDでしか見てないけど)
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by adukot_u3 | 2012-02-10 22:06 | 演劇・演芸
立川談志さんの『紺屋高尾』
立川談志さんが亡くなった。
何かとお騒がせな人だったが、毒舌だったり大口たたくわりには案外小心で、偏屈な人特有の優しさが見え隠れするところが、なんとなく可愛らしくもあった。
なにより落語が大好きなのが高座から伝わってくるので、毒舌でも何でも、とりあえず許せてしまうというのが本当のところかも知れない。

彼の落語を全部見たわけじゃないし、高座も数回しか見たことないけど、一番好きなのが『紺屋高尾(こうやたかお)』。花魁の高尾太夫と紺屋職人・久蔵との純愛をテーマにしたお話だ。
ツウの間では、談志ならコレ!といういかにもな演目もあるだろうが、普段の毒舌とは全く正反対の正統派のそれも”純愛”古典落語をやって素晴らしいというのは、本当に素晴らしいということなんじゃないかと私は思う。
たまたまこの時はヒゲづら。
なのに、このヒゲづらおやじがやる高尾太夫を見て涙が出ちゃうんだから、落語ってホントに不思議。

生前、家族に「葬儀は要らない。お経も要らない。人に知らせるな。骨は海に沈めろ。」と言っていたらしく、亡くなったことはお弟子さんたちにも知らされなかったらしい。
「立川雲黒斎家元勝手居士」という勝手につけた戒名のせいで、なかなか引き取るお寺がないらしいが、あっちで「さまぁみろ」と言っている顔が見えるかのようだ。
横山のやっさんとか談志さんとか、はちゃめちゃでチャーミングな芸人がいなくなるのは寂しい限りだ。

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by adukot_u3 | 2011-11-24 22:39 | 演劇・演芸
『ラリグラスの会』チャリティーコンサートfinal
ラリグラスの会とは、広島のノートルダム清心中・高校同窓会が中心となり、広島と東京で年交代でやっているチャリティーコンサートの収益を、ネパールのポカラ在住のシスター・川岡俊子さんを通して、ネパールの子供たちに教育支援している団体。
今まで支援をしてきた子供たちは、200人を超え、いろいろな分野で社会に貢献できるようにもなったのに…残念ながら諸般の事情により、12回目の今年で最後となった。

業界人でもないごく普通の人がいきなりコンサートを始めて、それを12回も続けるなんて、ご苦労はいかばかりだったかと思うが、今回はなんと、ノートルダム清心中・高等学校同窓会のコーラスの有志の方々が出演のために、わざわざ広島から上京され、シスターも帰国された。

コンサートの冒頭の挨拶でシスターは、この支援が着実に実を結んでいるとされつつも、
「カーストという難しい制度のあるネパールという国はそう簡単には変わらない。
でも、こうして支援によって教育の機会を得た子供たちが社会で活躍するようになることで、少しづつでも変わって行くことを願いたい」
そうおっしゃっていた。
カーストがいったいどういう感じのものかは私にはわからないが、これが、長年ネパールの厳しい現実の中で支援を続けて来られた実感なのだろうと思う。

わたしは数年前にとあるご縁から、チケットとプログラムのお手伝いをするようになり、今年は今さらながらのホームページもちょこっといじらせていただいた。
当然ながらノートルダム清心とは縁もゆかりもなく、それまでチャリティーというものにも無縁だったわたしが、この会の末端に携わるようになったおかげで、ご高齢にもかかわらず精力的に支援されている方々や、第一線でもご活躍なのに、チャリティーで出演を快諾される音楽家の方々を間近で拝見できたことは、とても貴重な経験だった。

f0046622_2129851.jpg今まで、てっきりこの会はシスターが教育の機会に恵まれないネパールの子供たちの現状を憂えて始められたものだと思っていたが、実はそうではなかった。
よくよく伺うとそのきっかけは、OGの方々が、まだ日本の戦後復興が十分でない頃に学校設立という苦労を担われた支援者やシスター方への感謝、そしてそこで質の高い教育を受けられたことに対する感謝の気持ちを、いつか何かの形でお返ししたいと考えていらして、その思いが、ネパールにおられるシスターの存在と結びついて始まったということだった。

そういえば美智子皇后も、嫁がれた理由のひとつに「大変な時代にもかかわらず、きちんとした教育を受けられたことに感謝して、今度は自分が社会のお役に立たなくては…と思いました」と仰っていたことを思い出した。

コンサートの最後、毎回「みなさんご一緒に」という出演者とお客さんみんなでひとつのテーマに沿った歌を歌うというコーナーがある。
今年のテーマは「感謝をこめて」で、歌は『故郷』だった。 
あの、♪う~さ~ぎ~お~いしか~の~や~ま~というアレだ。

しかしこれがまた、どうしたことかうるうるして歌えない。
ちょっと前まではそんなこと全然なかったのに・・・。
ちなみにプログラムにこの歌詞を入れてるときも、YouTubeで東京放送児童合唱団の歌声を聴きながらやっていたら、どうにもうるうるして仕方がなかった。
これが加齢現象と言うものか?
あんまり人前で涙を見せないタイプなので、そのことに自分自身が一番ビックリした。
とりあえず天井を見ながらなんとか歌い終えたが、『上を向いて歩こう』の歌詞ってほんとだったんだな。
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by adukot_u3 | 2011-09-28 21:35 | 演劇・演芸
アウラ・ベストセレクション・コンサート
アウラ先日、とあるご縁で、『Aura(アウラ)』という女性5人の、クラシック・アカペラグループのコンサートに行ってきた。
以前にも1度お邪魔したことがあったが、そのときよりもなにか心に染み入るような感じがした。それがわたしの年のせいなのか、震災があったせいかはわからないが、とにかくひときわ女声というものの優しい力強さを、改めて感じられた、そんなコンサートだった。

アウラはオーディションによって結成され、以来約8年をオリジナルメンバーで活動して来たが、この度アルトの女性が抜けることとなり、今回がそのラストコンサートだった。
妙齢の女性5人が、他にも仕事を抱えつつ8年間も同じメンバーで活動するのは、並大抵の苦労ではないはず。音楽に限らず何であれ、女性グループを続けるのがなかなか難しいのは、「ジャンルを問わず、パッと思いつく長く活動している現役女性グループを挙げよ」と言われても、咄嗟には何も思い浮かばないことを考えてみればわかる。
わたしが今思いつく現役女性グループは・・・こまどり姉妹とかしまし娘ぐらいだし・・・。

ベストセレクションと銘打っただけあって、演目はどれも名曲揃い。年のせいか震災のせいかと思ったのは、今までどちらかと言うと嫌いだった、チャイコフスキーの「花のワルツ」や、アメージンググレースが、ことのほか心地よく聴こえたからでもある。
アルトのパートが抜けてどうなるのか心配だが、アカペラとハモりが大好物なわたしとしては、今後も頑張って欲しいと願うばかりである。

以前、YouTubeとJASLACとの話し合いで、YouTubeでアップされたものは、著作権をクリアする方向にあるというニュースをどこかで見たが、今もアップされた動画がじゃんじゃん削除されているので、やはり話し合いは無理だったのかも。
多分、そのうちに削除されると思うので、今のうちに・・・。

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by adukot_u3 | 2011-06-15 00:49 | 演劇・演芸
宝塚歌劇 『誰がために鐘は鳴る』
 原作ヘミングウェイ、ゲーリー・クーパーとイングリッド・バーグマン主演の映画でも知られる名作『誰がために鐘は鳴る』は、スペインの内乱に義勇兵として赴いたアメリカの大学講師ロバート・ジョーダンが、マリアという女性に恋をし、戦場という緊迫した状況の中で二人が愛を育んで行く四日間という短い時間を描いた作品。
かつて鳳蘭・遥くららのコンビで上演され好評を博している。(鳳蘭さんと遥くららさん稽古場ご訪問ショット。遥さんの顔小さすぎ!)

f0046622_14555689.jpg それが今回は、「宝塚の至宝(と勝手に呼んでいる)」宝塚歌劇団専属の脚本・演出家の柴田侑宏先生の脚本に、これも宝塚の若手、木村信司先生の新演出での32年ぶりの再演ということで楽しみに出かけた。

 ・・・いやいや、素晴らしい出来でございました。まずはやはり脚本がいい!流れがスムーズなので、引っかかるとことが全くない。これがイマイチだと「ここでそうなるかぁ?」とか「ここでそれを言う?」とかハテナマーク飛びまくりで、どうも芝居に入り込めなかったりするが、あの短い時間、それも戦場という場所でふたりが恋に落ち、急速に惹かれ合う様子がいとも自然に描かれている。さすがは柴田先生だ。

 また、主役のふたりの演技も、名作と言われる脚本を十二分に表現し、文句のつけどころがない。男役トップの大空祐飛さんは、颯爽としていて正義感溢れるいかにも大学講師らしかったし、彼女が持ついい意味での影の部分がまた、その後の運命をも暗示しているかのようで、ピタリとハマっていた。
 娘役トップの野々すみ花さんは、まっすぐでひたむきで強く、そしてなにより可愛らしい。戦場というジャングルに咲いた、真っ白い一輪の花のような感じ。

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by adukot_u3 | 2011-01-10 14:55 | 演劇・演芸
よしもとプリンスシアター スペシャルライブ
f0046622_233184.jpg よしもとプリンスシアター スペシャルライブ 怒涛のネタ50組連発ライブVol.1/Vol.2を観てきた。
「タダ券当たったから」というお笑い好きな友人からのお誘いで。
最近、こういうタダがらみのばっかり(笑)

 夕方19:00から、20分の休憩をはさんで22:30過ぎまで、たしかにタイトル通り、怒涛のネタ連発。
しょっちゅうテレビで見かけるような芸人さんばっかりではないが、M-1でいいところまで行くんだけど惜し~い!でもそのうちブレイクする可能性大いにアリというような、青田買い的な感じのライブだった。

 都内のあちこちによしもとの劇場が出来ている話は聞いていた。
一応お笑い好きとしては、新宿ルミネや浅草花月には行ったことはある(これは自腹)が、なんとこの「プリンスシアター」は、新幹線も停車する品川駅のまん前、「品川プリンスホテル」の中にあるのだ。

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by adukot_u3 | 2009-11-30 02:33 | 演劇・演芸