引越して約一ヶ月経った。
いままでの生活とのあまりの違いに、いろんなことをインプットするのが精一杯で、未だなにか異次元の世界にいるような、全く地に足がつかない感じだ。
仕事も生活も普通にしているので、ボーッとしてなにも手につかないというわけではない。
ただ、わたしの頭の中がものすごーく、とっちらかっている。
引越し荷物を片付ける時のように、とりあえずいろんなものを頭の中に詰め込んだ状態なので、バッグインバッグを使うほどの整理魔のわたしとしては、キッチリ片付くまでは非常に気分が悪い。
東京にいたときは、軸足は田舎にあって東京には長期留学に来ているような感じがしていたが、実はわたしの軸足はとっくに東京にめり込んでいたことを今さらながら気付く。
今は逆に、外国に留学に来ているような感じだ。
このカオスからいつになったら抜け出せるのか、私のアイデンティティはどこにあるのか自分でもよくもわからない。
そらそうだよな、30年もいたんだから。
そう簡単にシフトできるわけがない。
まぁ、考えたところでどうにかなるわけでもないことは、流れに任せるしかない。
先日、気分転換に知り合いの山に山菜採りに行ってきた。
わらびやぜんまい、かたは、しいたけなどを採ってると無心になれる。