「グッドエイジャー賞」は、年をとっても元気でバイタリティあふれる人に贈られる。
いつまでも「活きいき・楽しく・かっこよく」素敵な大人でいてねということらしい。
今年はファッションデザイナーのコシノヒロコさんが受賞されたが、なんとこの方、御年75歳!
うちの母よりも年上だったことに超ビックリ!
(
9/6 FASHION PRESS)
「若い子たちよりも仕事をしたいし、
絶対負けたくないと思っています。」
なんというアグレッシヴなご発言。
仕事のほかに、三味線、長唄、ゴルフ、絵画、書など趣味も幅広い。
そして、なにしろ目ぢからがハンパない。
そう言えば、3年前に観た『
ドライビング・ミスデイジー』という舞台のカーテンコールでの奈良岡朋子さんの目もこんな感じだったなぁ。
奈良岡さんはスナイパーみたいな鋭い目だったが、コシノさんはそれよりも肉食系な感じ。
75歳で肉食系ってスゴイなぁ・・・。
わたしはコシノヒロコさんデザイン監修のパジャマを1枚だけ持っている。
田舎から東京に出るとき、学校の寮に入ることが決まっていて、ヘンなパジャマを着ていては、いじめられたりするかも知れないからと、金沢の大和デパートで奮発して親が買ってくれたものだ。
値段は憶えていないが、けっこう高かったと思う。
そんないじめを心配するほど、当時のわたしはまだ可愛らしかったんだなぁと、我ながら自分の性格の変貌ぶりにびっくりする。
しかしながらわたしが東京に出たのは≒30年前。
自分のモノもちの良さにもまたびっくり。
大事にしすぎて滅多に着なかったのと、袖丈が微妙なサイズなので、春と秋の短い期間しか着れないせいもある。
とは言え、30年前のパジャマを未だに着ている人はまずいないだろう。
言っておくがべつに古着フェチでもないし、去年買った新しいパジャマだってちゃんとある。
ただ、どこも破れたりほつれたりもしていないし、デザイン的にもぜんぜんおかしくないとマジに思ってるので着ているだけだ。
たまたま買ったパジャマだが、それでも、ご本人が75歳でバリバリ現役でご活躍なのは、なんだかうれしいし「いくつになってもやるべきことが沢山ある」というコシノさんの言葉は、ほんとにその通りだなぁと最近つくづく思う。
ちなみに手回し
かき氷機「ぎょろちゃん」は35歳。
未だ健在だ。