凹(ぼこ)カステラというのを食べてみた。
元々は、麻布十番にある『ハレノヒ』というカフェで出していた『半熟カステラ』というメニューで、それが人気になり、今やデパートや、ネットでも買えるようになった。
トロ~リとした半熟のところがいかにも美味しそうだなぁと前々から思っていて、売り場の前をちょうど通りかかかったので買ってみた。
なんだろう?期待しすぎたのがいけなかったのかな?わたしには、真ん中生焼けの普通のカステラだった。それ以上でも以下でもない。真ん中はトロッとして面白い食感だが、側の方はほんとに普通のカステラ。なにかもっと違う味がするのかと思っていたので、ちょっと拍子抜けした。
近ごろのケーキは、驚くほどしっとりしているので、それを基準に考えると、側はそんなにしっとりというわけでもない。真ん中のトロッとした部分と比べるから余計にそう思うのかも知れないが、とにかく真ん中以外が『普通』なのだ。
値段も重要だ。ホールで1260円だが、真ん中が生っぽくペタンコなので、実は、意外に「かさ」がない。この値段なら、昔日記に書いた、
広島のバターケーキの方を買うな。