『世界の素晴らしいホテル特集』なら、ブックマークをつけといて「あとからゆっくり見ようっと」と思うのに、『
世界の汚いホテル特集』となると、どうしてこうすぐに見たくなるんだろう?(笑)
こういうコメントについては、人それぞれ感じ方も違うだろうから、そのままんま受け取るのはどうかと思うが、実際、当人たちは不快な思いをしたのだろうから、やはりお気の毒だ。
「あー、ババ引いちゃったか(>_<)」という感じ。
ホテルを決める前には要チェックかも。
今まで海外であんまりヘンなホテルに当たったことがないと思っていたが、人のコメントを読んでいると、「待てよ、よく考えたら結構ヘンなホテルもあったような気が・・・」と思えてきた。
まずは、ウィーンの繁華街にある駅から徒歩5分。1泊4800円(→間取り図参照)。バスタブ付きの部屋を希望したのに、「1万円以下ではない」と言われ、仕方なくシャワー付きで妥協したら・・・またこの部屋が、トイレとシャワーと洗面台はあるけど部屋が超狭い!
シャワー室なんて、部屋の隅のタイル張りの一角を、昔の市民プールみたいなカーテンで仕切ってあるだけだから、シャワーを浴びると部屋じゅう、もうもうと湯けむりに包まれるという素敵なしくみ。
外に湯気を出そうと窓を開けると、夜空に白い煙がきれーに舞い上がって、火事の煙と間違えられやしないかとビクビク。
トイレは、テーブルと椅子をいちいち動かさないとドアが開かないし、全体的に天井が低くて斜めっている。たぶん元・屋根裏部屋だと思う。洗面台がまた、洗濯でもするのか?ってぐらいやたらデカい。
間取り図は正確に計ったものじゃないけど、「ベッドの端に座ったときにトイレのドアに触れた」ことだけは確かなので、そこからたどって作成してみた。
次は、ウィーンの通りに面したごく普通のホテル。一泊≒5000円。
ここは少し新し目かな?と思ったが、エレベーターがなぜか奥の方にあってヘンだな?と思ったら、なんと手動式だった。目指す階までずっとボタンを押し続けてないといけなくて、離すタイミングを間違えると下の階で止まったり上の階に行ったりする。
最後はロンドンのちょっと郊外にある石造りの古めのホテル。一泊≒6000円。
便器にちょっとヒビが入ってるな~と思っていたら、午前2時にそれがパッカリと割れてトイレが水浸しになった。そんなことが起こる???と思っていたら、とりあえず応急処置はしてくれて、翌日出かけて部屋に戻ったら便器がすっかり新しくなっていた。もっと早くに変えてよ。
とまぁこんなところか。
こういうトラブルも、なるべく安く、それも便利な所に泊まろうとするところにまず無理があるんだから、多少は仕方ないかと思っている。
わたしの場合、部屋が狭くても、エレベーターが古くても(でもきれい)、便器が割れても(笑)、それほど精神的ダメージがないので我慢できる。
ただ、汚いのだけはNG!コメントの中に、ダニや南京虫に食われている写真があったが、ありえない!
わたしが南の方の国に行かない理由は、「虫がいそう」ただその一点だけなんだから。